【ディスカッション】
テーマ「人材育成の体系〜事業に貢献できる人材育成体系を考える〜」
今年のCompTIA Skill Solution Forum2011では、ワールド・カフェ形式で、ご参加いただいた皆様に「人材育成の体系〜事業に貢献できる人材育成体系を考える〜」というテーマでのディスカッションを実施いたします。
本ディスカッションでは、2011年1月に実施いたしました「CompTIA人材育成サミット2011」のグループディスカッションでのご意見も踏まえ、以下のテーマについて、重点的にディスカッションをいただきます。
「人材育成の体系〜事業に貢献できる人材育成体系を考える〜」
−人材育成体系の構築方法について
−社内での体系の浸透方法、コミットメントについて
−人材育成体系における認定資格の位置づけについて
−制度とモチベーションについて
近い立場の皆様からの様々なご意見には、共感できる、またご参考になるお話も多いかと
存じます。ぜひこの機会に、参加をご検討いただけますと幸いに存じます。
<参考>
2011年1月にCompTIA日本支局で実施した「CompTIA人材育成サミット2011」のグループディスカッションでは、現在の人材育成の問題点をディスカッションいただき、下記のようなご意見をいただきました。今回は、これらのご意見も踏まえた内容でディスカッションを実施していきます。
テーマ1:人材育成における課題、悩みなど
◆ 現場とトップとの人材に対する要件が不一致。コミットメントが得られない。
◆ 制度を作る前に、経営層にコミットされたロードマップや仕掛けを作るべき。
◆ 頻繁な配置転換などのため、テクニカルスキル育成の前に、動機付けとモチベーションをアップさせる必要がある。
◆ 研修が場当たり的になってしまい、パフォーマンスに結びつくまで研修のデザインをすることが難しい。
◆ 「実践」につながる育成が難しい。「わかるからできる」ように育成することが難しい。
◆ 1分野に特化した人材を育成することはできるが、「マルチ」かつ「ハイレベル」な人材の輩出が難しい。
テーマ2:来年度人材育成重要ポイント/資格の位置づけ
◆ 「実務」と「資格」をいかにスムーズにマッチングさせられるかが重要なポイント。
◆ 成長のものさしとして資格は必要。顧客を含めた外部に対して専門性を証明するために、資格は必要。
◆ 資格を取得することで何が生まれるかということを明確化していかないと資格取得の意味がない。
◆ キャリアパスモデルをきちんと作成しなくては、資格取得者のモチベーションが上がらない。
◆ 資格を取得することが、どんなキャリアパスにつながり、目指す人物像に近づけるかを明確にすることが人材育成の重要
なポイント。
◆ 社内/社外の資格を含め、取得者自身のスキル向上に結びついている実感を伴った評価が必要である。
◆ 現場とトップとの間に共通の評価基準として資格を示した。合否に関わらず、何が理解できていて何が理解で
きていないのかを誰が見てもわかるようにする。