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プロジェクトマネージャに限らず高く求められるプロジェクトマネジメントスキル(CompTIA本部記事より)

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最近のGartner調査では、プロジェクトマネジメントスキルが、昨今のCIO (最高情報責任者) に最も求められるスキルリストの上位にランクされた。CompTIA調査でもこれを裏付けるように、プロジェクトマネジメント知識への需要は、IT社員にとどまらないという結果が出た。様々な業界の400以上の企業を対象としたCompTIA調査では、「プロジェクトマネジメント認定資格の取得を社員に必須としている」「プロジェクトマネジメント認定資格を持つ人材を優先的に採用する」と答えた回答者が59%いることがわかった。

CompuCom Systemsのプログラムマネジメントとサービスクオリティーの副社長であるThomas Vetterani氏は、高く求められるスキルセットとしてのプロジェクトマネジメントについてコメントしている。

「内部および外部の人材がかかわるプロジェクトでは、正しいスキルと認定資格を持った適切な人物のマネジメントがなければ、リスクを伴うということは企業にとって明らかとなっています。このことは、過去6、7年間にわたり認識されており、企業自らのプロジェクトを成功させるためには、適切な認定資格レベルを持つ人員を採用するという、企業に課せられた義務なのです。そうでなければ、予算を投資しても、企業のビジネスはリスクにさらされていることになります。」とVetterani氏は言う。

調査を受けた企業の多くは、「仕様変更を防ぐことができない」「タスクとプロジェクトの全体のゴールとを適合することができない」等、社員のプロジェクトマネジメントスキルの不足点について言及した。有効となるプロジェクトマネジメントスキルを持つことにより、プロジェクトの完了、スケジュールの順守、すべてのプロジェクトチームメンバーに共通の理解を持たせ、プロジェクトメンバーがプロジェクト目的やゴール、必要とされる手順、プロジェクトのマイルストンについて特定し説明することができるような全体像を見る能力、さらにプロジェクトの進行レビューやコミュニケーション構造を作ることができる能力を育てることができる。

また回答者の98%が、彼らのスタッフが十分なプロジェクトマネジメントスキルを持つ、持たないに関わらず、付加的なプロジェクトマネジメントトレーニングを取り入れてもよいと思うと回答している。

「今日、プロジェクトマネジメントスキルは、様々な企業の部署やマネージャの間で、ますます必須のスキルとなっています。」と Vetterani氏は続ける。「十分にトレーニングを受け、認定されたプロジェクトマネージャは、ビジネスでの「模範」となっているため仕事を成し遂げる能力を持つことから、企業リーダーはそのような人材を求めているのです。」
調査回答者の企業は、
・ プロジェクトマネジメントに関連した基礎知識が確かである
・ 認定された社員は、より早く職務を習得する
・ 顧客に対するスタッフの市場性を高めるうえで有用である
・ 学習曲線が短くなる
・ 認定資格の保持は、学習やスキル提示に対する意欲が見られる
・ トレーニングコストの削減や軽減
等の理由から、プロジェクトマネジメント認定者の採用に賛成であるという回答をしている企業がある。

「プロジェクトマネジメントトレーニングと認定資格は、成功には欠かせない基礎スキルや規律、企業内外のチームメンバーや利害関係者と効果的にコミュニケーションすることのできる共通言語を提供します。」と Vetterani氏は述べる。「さらに、受験者のスキル、規律、経験に対する、外部からの証明としての役割も果たします。」

プロジェクトマネジメントコンサルタント会社であるIree Tecの取締役Lisa-Ann Barnesは、企業のコミュニケーション向上に貢献する認定資格の重要な役割を強調している。

「 プロジェクトマネジメントについて共通言語を持つということは、プロジェクトがどのように管理するべきであるとか、どの情報が重要であるかといったことを説明する時間と労力が節約されるということを意味します。」とBarnes氏は述べる。「代わりに、何が重要であるか、プロジェクトからビジネス価値を生むのはどれであるかといった本質に焦点を置くことができます。

 
プロジェクトマネジメント認定資格

プロジェクトマネジメント認定資格とトレーニングプログラムを実施するとき、企業が考慮しなければならない事がある。それには、プロジェクトの複雑さの平均レベルと、認定資格を実施またはアップデートし続けるといった認定資格に関連したコストが含まれる。それらの答えを知ることで、どの認定資格が一番適しているか決定することができる。

業界平均によると、プロジェクトは費やされた時間とリソースにより分類することができる。平均して、小規模のプロジェクトは1人から2人のチームで、1〜5ヶ月間のスケジュールとして分類される。大規模のプロジェクトは20人以上のチームで、最低9ヶ月間をスケジュールとする。後者のプロジェクトは、より高いリスクを伴い、予算も大きい。小規模のプロジェクトや、臨時プロジェクトを主に行っている社員は、認定資格の取得を強く望まないかもしれないが、基本的なプロジェクトマネジメントトレーニングや認定資格から利益を得るであろう。PMPのような上級レベルの認定資格は、大規模のプロジェクトを主に行う社員により適しているといえるかもしれない。

しかし、多くのプロジェクトが中規模とされ、チームメンバーは3〜9人で、5〜9ヶ月の期間をスケジュールとする。エントリーレベルのプロジェクトマネージャまたは、小〜中規模のプロジェクトを実行する人材であれば、プロジェクトマネジメントの認定資格を取得することで利益を得ることができるだろう。基礎となるプロジェクトマネジメント知識を、素早く効率のよい方法で取得するには、CompTIA Project+のようなエントリーレベルの認定資格が有益である。

CompTIA Project+は、プロジェクトの立ち上げやプランニングから、その実行、承認、サポート、完了といった過程を支援する万人に対して有効な世界的に認知された認定資格である。CompTIA Project+は、企業全体のゴールにより効率よく貢献することのできるスキルを社員に提供する。こうした認定資格の利用しやすさが、広くに受け入れられる理由である。受験にあたり必須条件や、継続教育等は必要ないため、素早くコスト効率のよいソリューションとなっている。

「CompTIAのProject+は、企業にいる様々なタイプのプロジェクトマネージャ(仕事の一貫としてプロジェクトを管理する人、フルタイムでプロジェクトを管理する人 ) に適しています。」とBarnes氏は言う。「プロジェクトマネジメントスキルは、今日企業にとってとても重要なことで、CompTIA Project+は、コミュニケーション、プランニング、ベンダーマネジメント、チーム構築といった、日常で必要となるコアスキルを認証します。」

企業が、プロジェクトを任せるために能力のあるプロフェッショナルを雇う重要性を認識するように、様々なポジションや業界を超えたプロジェクトマネジメントスキルを持つ社員への需要も上昇し続けるであろう。プロジェクトマネジメントトレーニングと認定資格は、プロジェクトに対する企業のアプローチ方法に大きな影響を与え、個人と企業に本質的な利益を提供する。CompTIA Project+のようなエントリーレベル認定資格は、素早くコスト効率のよい方法で、そうした利益を企業に提供することができる。



 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
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