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企業データ

アップル認定資格詳細

能力向上を支援するご担当者の声

■ 企業データ

法人・団体名 アップルコンピュータ株式会社
従業員数
年商
アップル技術者認定資格とは
アップル技術者認定資格は、アップルのテクノロジーやソリューションの専門技術を備えていることを証明する世界共通の認定資格です。アップル技術者認定資格は、個人および企業の技術力とサービスを向上させると共に、顧客満足度を高める役割を持っています。
試験では一般的なコンピュータアーキテクチャに関する基礎知識と、標準的なネットワークの知識および構築運用経験が必須となります。アップル技術者認定資格において、CompTIA Network+もしくはCompTIA i-Net+の取得が事前推奨資格とされているのは、上記のように標準的な知識と業務能力を早期に習得することを目的としています。
Mac OS Xは標準UNIXをベースにしており、他OSとの相互接続性も非常に高いレベルで実現されているため、WindowsやLinuxとの混在環境でも違和感なく利用することができます。アップル技術者認定資格の取得は、今後のIT技術者としての視野と知識の幅を広げ、スキル財産となることは間違いありません。

試験方針

最前線で活躍する、信頼ある人材を送り出すため、
-効率的な知識のインプット
-インプットされた知識を活用し実際のシーンで的確に問題解決をしていくスキル
-スキルを定着させ、あらゆるシーンに応用できるノウハウにする能力
を体系的に評価できる試験構成になっています。
アップル技術者認定資格概要
アップル技術者認定資格は、Mac OS X及びMac OS X Serverといったアップルのテクノロジーやソリューションについての専門的知識とスキルを備えていることを証明します。資格はスキルレベルに応じて、以下の3資格で構成されます。
■ アップル認定資格詳細
アップル認定ヘルプデスクスペシャリスト(ACHDS)
ヘルプデスク担当者、サービス技術者、システムエンジニアなど、学校、企業でMac OS Xの導入やユーザサポートを行っている方に最適な認定資格

■9L0-40 Mac OS X Support Essentials v10.4試験
  試験時間:2時間
試験問題:74問
合格基準:正答率62%以上 46問以上の正解
試験内容:Mac OS X v10.4の基本機能に関する知識と、Mac OS X v10.4クライアントのシステム管理に関する実践的な基礎知識
受験費用:11,550円(税込価格)
アップル認定テクニカルコーディネータ(ACTC)

Mac OS X及びMac OS X Serverを使ったネットワークシステムの構築を行う初級システムエンジニア、それらの保守管理を行うサポートエンジニア、初級システム管理者に最適な認定資格(下記2つの試験に合格する必要があります。

■9L0-401 Mac OS X Support Essentials v10.4試験
  試験時間:2時間
試験問題:74問
合格基準:正答率62%以上 46問以上の正解
試験内容:Mac OS X v10.4の基本機能に関する知識と、Mac OS X v10.4クライアントのシステム管理に関する実践的な基礎知識
受験費用:11,550円(税込価格)
■9L0-507 Mac OS X Server Essentials v10.4試験
  試験時間:2時間
試験問題:56問
合格基準:正答率65%以上 37問以上の正解
試験内容:Mac OS X Server v10.4の基本機能とMac OS X Server v10.4を使った基礎的なネットワークシステムの構築とシステム管理に関する実践的な知識
受験費用:11,550円(税込価格)
アップル認定システムアドミニストレータ(ACSA)
複数のプラットフォームが混在する複雑なネットワーク環境下でMac OS XやMac OS X Serverを導入提案を行う上級システムエンジニアやシステムコンサルタント、また導入後の運用保守を行う上級システム管理者、ネットワーク管理者に最適な認定資格(下記の試験の合計7ポイント分の試験科目に合格する必要があります。)

■Mac OS X Deployment v10.4試験
  受験費用:11,550円(税込価格)
ポイント:2ポイント
試験内容:多数のMac OS Xクライアントに対して、ソフトウェアを効率的にインストール、アップデート、設定を行うために必要な知識。企業や学校でのMacの大量導入には必須となる実用的な知識が問われる。
■Mac OS X Directory Services Integration and Administration v10.4試験 ※2006年1月公開予定
  受験費用:11,550円(税込価格)
ポイント:4ポイント
試験内容:さまざまなプラットフォームが混在するネットワーク環境に対して、Mac OS X Serverが提供するOpen Directoryを使ったディレクトリサービスを提供する方法、または他社製のディレクトリサービスにアクセスできるよう、Mac OS Xを設定するために必要な知識、Mac OS X Serverを使ったLDAPベースのディレクトリサービスの提供、Mac OS X Serverのさまざまなディレクトリサービスが混在する既存のディレクトリ・サービス・アーキテクチャへの統合に必要な知識
■Security Best Practices for Mac OS X v10.4試験 ※2006年3月公開予定
  受験費用:11,550(税込価格)
ポイント:3ポイント
試験内容:Mac OS X、Mac OS X Serverをあらゆる攻撃から防護し、ネットワーク構築をする上でデータの機密性の確保するために必要な知識や各種ルーツの利用方法などが出題範囲
■Xsan Administration v1.1試験 ※2005年8月上旬公開予定
  受験費用:11,550円(税込価格)
ポイント:3ポイント
試験内容:SANファイルシステムの基礎知識と、アップルが提供するXsanの構築及び運用保守に必要なすべてのコンポーネントの設定方法が出題範囲

能力向上を支援するご担当者の声
アップルコンピュータ株式会社
カスタマトレーニング
カスタマトレーニングの業務内容を教えてください。
米国アップル本社が展開しているアップル技術者認定プログラムの日本での推進です。トレーニング教材の日本語化、公認トレーニングセンターの設立、認定トレーナーの養成、認定資格制度の普及と啓蒙活動が主な仕事です。

資格の目的を教えてください。
古くからのMacユーザや根強いMacファンはたくさんいます。しかし、業務としてMacのサポートやシステム管理を任せるとなると、その人のスキルを測るものさしが必要になります。企業や学校でMacを採用する場合には、どういうスキルを持った人材がいれば安心してMacを導入し運用できるのかという判断がキーポイントになります。

アップル技術者認定資格は、このような課題に明確に答えるための指標として制定されました。
アップル技術者認定資格は、Mac OS X及びMac OS X Serverに関するソリューションの提案、導入、構築、運用、保守などを担当するすべてのエンジニアにとって必要となる知識を体系的にまとめ、それらのスキルを一定のレベルで保有していることを世界共通の基準で認定する資格です。個人にとっては学習目標や自身のスキルを確認し証明するのに役立つでしょう。システムを導入する企業にとっては、自社の技術力を明確に示すことができ、お客様に安心感を与えることができます。
このように、アップル技術者認定資格はMac OS Xを扱うスキルを明確化することで、レベルの高いMac OS X技術者を育成し、利用者にも安心してMac OS Xを導入していただく機会を増やすことが狙いです。
情報システム部門の担当者やサポート担当者の方に、まずは認定トレーニングコースに参加頂くことでMac OS X導入の可能性、有効性を確認頂くのもお薦めです。もちろん導入後も身につけたスキルによって、サポートや運用コストの低減を実現できるでしょう。
取得者の活躍が期待される業界、取得者の具体的な活躍ケースを教えてください。
企業に対してIT導入を行うシステムインテグレータ業界からは多くのお問い合わせを頂いており、実際に認定取得者も急増しています。アップルの得意分野であるDTP/出版業界、映像放送業界、学校などに勤務されている方もアップル技術者認定資格を取得されています。今後は業界によらず、多くの台数のMacを導入する組織においては、そのシステム管理を担う情報システム部門やユーザサポートを行うヘルプデスクなどでの活躍の場が広がると期待されます。

例1:あおぞら銀行
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/special/2005/10/21/6351.html

例2:東京大学
http://www.apple.com/jp/education/profiles/tkuv/

・世界での取得者の活躍事例(英語)
http://train.apple.com/news/success/three18.html

テキストの紹介や教育機関の紹介など具体的な勉強方法について教えてください。
12月にボーンデジタル社からアップルトレーニングシリーズとして「Mac OS X Support Essentials v10.4」および「Mac OS X Server Essentials v10.4」の公式テキスト(日本語版)が発売される予定です。その他、試験対策本として技術評論社から「アップル認定ヘルプデスクスペシャリスト(ACHDS)ガイドブック」が発売されています。また、下記URLのトレーニングセンターでアップルが提供するトレーニングコースを受講できます。オンサイトトレーニングも受付けており、一社研修などカスタマイズも承っております。
http://train.apple.co.jp/training/center.html
上記あおぞら銀行の事例でもあるように、総合的なコストメリットや、セキュアな環境構築へのニーズから、企業へのMacの大量導入が加速しています。こうしたニーズに対応するためにも、Mac OS X技術者の育成は急務です。技術者としての視野を広げ、よりステップアップするためにも、是非チャレンジして頂きたいと思います。