CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。



CompTIAメンバーシップに富士通株式会社が加盟
〜全パートナー向け資格制度のスキル指標に「A+」を導入〜

【2002年4月23日 東京】
 CompTIA(コンプティア,コンピュータ技術産業協会/本部・米国イリノイ州)は、富士通株式会社(本社・東京都千代田区 社長:秋草 直之)がCompTIA会員として契約を締結したことを発表した。富士通の保守サービスビジネスでのパートナー企業に対する技術教育を担当するシステムサポート本部教育部は、パートナー会社の技術者に対する技術教育と技術レベルに応じて付与するテクニカルライセンス制度にCompTIA認定資格を今年度より導入する。
 富士通は、ITインフラ技術者はハード,ソフト双方のスキルバランスが取れた技術者であるという考えから、CompTIA認定資格「A+」を保守サービスのパートナー企業の新人を対象とするPCテクノロジの教育プログラムに組み込み、富士通のサポートサービスを実施する技術者の資格認定条件とする事を決定した。今後、パートナー企業と協力して推進するITインフラ技術者の人材育成に、実務的な標準スキルであるCompTIAの認定資格を、客観的なスキルマップの指標として積極的に取り入れる意向である。
 CompTIA日本支局(事務局:東京都千代田区)は習得した知識や技術の実務における重要性を調査し、その結果を今後の技術標準の提言活動の参考として検討している。これを受けて富士通株式会社は良質なIT技術者の輩出促進の一助として、今年度のA+認定取得予定の新入社員を調査対象として協力する予定でいる。


−CompTIAとは−
 CompTIAは、1万社以上の会員企業を持つIT系の非営利グローバル業界組織。米国のほか、カナダ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、東京などに拠点を持つ。e-ビジネスやテレコム技術の世界標準化活動のほか、必要とされる即戦力のIT技術者養成のため、ベンダー中立のIT系資格試験を全世界的に展開している。多くの政府が認定しているほか、受験者への財政補助などを行っている。IT資格としてはMicrosoftについで世界2位の規模という。

−CompTIA認定資格とは−
 CompTIA認定資格は、実務上必要とされるITスキルをCompTIA他調査委員会が調査・分析し、問題に関してはコーナーストーンと呼ばれる、IBMやCompaqなど20社前後の会員企業で作られる試験作成委員会が問題を提案・作成。ベンダーに囚われない標準的実務スキルを問う問題が構成される。現在A+をはじめ9分野の認定資格があり、内4分野が日本語受験可能。

【お問い合わせ先】
CompTIA日本支局 http://www.comptia.jp
〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-4-9 水道橋MSビル7F
TEL:03-5226-5345 FAX:03-5226-0970
E-Mail:[email protected]
担当:広報






 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
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