CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。



Ericsson CompTIA CTT+を採用

〜インストラクターの能力をグローバルに証明〜
【2002年11月20日(現地時間)Oakbrook Terrace, III., and Stockholm】

 CompTIA(コンプティア、コンピュータ技術産業協会/本部:米国イリノイ州)は本日、通信業界大手のEricsson社が、40カ国に及ぶ各拠点のインストラクターに対しCompTIA認定資格「CTT+(Certified Technical Trainer)」をグローバルな共通指標として採用することを発表した。2003年末までにトレーニング及び資格取得を実施する予定。
 Ericsson社は、顧客に対するトレーニングに通例年間1億ドル以上費やしている。CompTIA CTT+を取得したインストラクターを輩出する事は、スキルレベルの統一化と各拠点のトレーニングセンターにおけるプロ意識の確立ができるとしている。
 Ericsson社Global Supply ManagerのMichael Lindstrom氏は、「指標としての検討の際に、CompTIA CTT+は適切な選択でした。CTT+はIBSTPI(the International Board of Stasndard for Training, Performance, and Instruction)によって定義されたコンピテンスを基に作成されたグローバルなインストラクター資格です。当社もCompTIAでのCTT+のマネジメントが、資格としての継続的な妥当性を保証すると考えています。」と述べている。

 CTT+認定試験は、主にITだけでなく専門知識を教授するテクニカルトレーナーの能力を問うためにデザインされており、以下が主な内容になる。
 −提案資料やコース教材などの分析や会場の準備
 −授業やプレゼン施設など学習環境の管理
 −コミュニケーション・プレゼンテーション及び質問技法の効果的な実証
 −適切な教授法
 −メディアの適切な活用
 −受講者のパフォーマンスの評価
 −講習の実践の評価
 −評価情報の報告 など
 CTT+を取得するためには、CBT(コンピュータ・ベース・テスト)とVBT(ビデオ・ベース・パフォーマンス・テスト)で一定の基準に達しなければならず、VBTは受験者の設定する環境で実際にトレーニングしている姿をビデオに撮影し提出することで評価される。第3者機関が公正にテストとビデオを評価する。

「業界標準の開発及び採用は、どなたにとっても利益を与えるものです。」とCompTIA President and CEOであるJohn Venetorは述べ、以下のように続ける。「“スタンダード”は、相互に関係する経済が広がる中、相互作用のプラットフォームの役割を果たします。CTT+ steering CommitteeのメンバーとしてEricsson社がとったリーダシップと今回の発表は、質の高いテクニカルトレーニングを皆様にお届けすることを結果的に支援することにつながるでしょう。Ericsson社のような業界リーダーが技術標準やベストプラクティスに影響を与えると考えます。」


−Ericssonとは−
 世界最大手のモバイルシステム企業。テレコム−固定網において、グローバルTOP10の通信事業者全てが、エリクソンのシステムを導入しており、世界中の加入者の40%がエリクソンのインフラシステムを利用している。システム・アプリケーションからサービス・モバイルハンドセットに関するコアテクノロジーに至るまでトータルソリューションを提供しており、Sony Ericssonとともにモバイルマルチメディア製品のトップサプライヤーである。1876年以降世界規模で展開しており、140ヶ国以上で7万1700人に及ぶ従業員を抱えている。本社は、スウェーデンのストックホルム。President and CEOはクルト・ヘルストローム。

−CompTIAとは−
 CompTIAは、1万社以上の会員企業を持つIT系の非営利グローバル業界組織。米国のほか、カナダ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、東京などに拠点を持つ。e-ビジネスやテレコム技術の世界標準化活動のほか、必要とされる即戦力のIT技術者養成のため、ベンダー中立のIT系資格試験を全世界的に展開している。多くの政府が認定しているほか、受験者への財政補助などを行っている。IT資格としてはMicrosoftについで世界2位の規模。

−CompTIA認定資格とは−
 業界内で求められる実務上必要とされるITスキルを、業界内で構成される調査委員会が調査・分析し、コーナーストーンと呼ばれるIBMやCompaqなど20社前後の会員企業で作られる試験作成委員会が問題を提案・作成。それぞれの業務の基盤となる「知識・スキル、その活用能力・業務での考え方」で構成される。現在「A+」をはじめ9分野の認定資格があり、内6分野が日本語受験可能。

【お問い合わせ先】
CompTIA日本支局 http://www.comptia.jp
〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-4-9 水道橋MSビル7F
TEL:03-5226-5345 FAX:03-5226-0970
E-Mail:[email protected]
担当:広報

 




 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
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