Western Governors University
(ウエスタン・ガバナーズ・ユニバーシティ、以下「WGU」)は、認可を受けているオンライン大学で、仕事で忙しいビジネスマンを対象とし設立された。
約1年前からWGUは、大学での情報技術学位プログラムの一部に認定資格取得を必須として取り入れている。
「私達は、学生たちが卒業する時にはさらなる理解力を身に付け彼ら自身の市場性を高めてもらいたいと考えています。」と、ITプログラムコーディネーターのBrittonさんは言う。「私たちの卒業生は、学士号としてのコンピテンシーを得るだけではなく、少なくとも8つの認定資格を取得し卒業します。」
プログラムの開発においては、WGUの情報技術プログラムが提供する項目と、ネットワーク管理、ネットワーク構築と管理、データベース、セキュリティー、ソフトウェアなどの専門性を補足する業界認定資格が選定された。WGUでは、CompTIA
A+, CompTIA Network+, CompTIA Security+, CompTIA Project+の全ては必須とされている認定資格である。
「CompTIA認定資格は、ベンダーに依存しないこと、多様な環境において適応できるという点から選びました。」 Brittonさんは言う。ちなみに、認定資格費用は学費に含まれる。
「認定資格の取得がクラスコースの一部として組まれているということに学生たちは興味を示します。学生の多くはIT分野で数年の職務経験を持ちますが、学位を持ちません。したがって、学位と認定資格の取得という2つの利点を同時に与えるのです。」
認定資格は、「職務を遂行する能力を持つ」ことを証明するため、職務経験を持たない新卒生に利点となる。
「認定資格の保有は、特定技術に精通していることを意味し、学生の教育的コンピテンシーを強固にする役目を果たします。」
Brittonさんは、このコースプログラムに関して肯定的なフィードバックを受けていると言う。卒業生からは、就職や昇格のチャンスが多くなったという声があるという。
「このコースプログラムは大変成功しています。」Brittonさんは言う。「私達は今後、このコースプログラムの拡大および展開を行う予定です。」
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