IT Professional Accessニュースレターにより行われたアンケートでは、『必要とされるITトレーニング/教育を選択する場合、何を基に決定するか』という質問に対して、回答者の大部分（86％）が、「キャリアプランを基に必要となるトレーニングを選択している」と回答していることがわかった。続いて、回答者の5%が、「勤め先の要件や推奨を基にトレーニングを選択」と回答し、回答者の2%が「勤め先が必要なITトレーニング/教育を知らせてくれる」と回答した。
また、回答者多く（68%）が、新しいITスキルや技術を仕事時間以外で勉強していることがわかった。上記のうち、回答者の32%が、一週間に「1〜4時間」を、回答者の18%が「10〜14時間」を勉強時間として費やしていることがわかった。通常、これらの勉強はいつ行うかの問いに対しては、回答者の48％は、「自分の時間（終業時間外）」を勉強時間として費やしており、ほぼ同数の49%が、「就業時間内外の両方」を勉強時間として費やしていると回答した。
回答者の65%が昨年に費やしたトレーニングや教育に関する費用は、「$1〜1999ドル」で、ほぼ一貫している。また、4分の3の回答者が1年間のうちに、3分の2以上（68%）の回答者が、来年〜今後3年間の間に同額の「$1〜1999ドル」を、トレーニング教育費用に当てる予定と回答している。さらに回答者の多く（87%）が、こうした費用を自己負担していることがわかった。
回答者の46%が、過去1年間で「トレーニングや教育の費用を勤め先企業は負担しなかった」とし、同じく、今後1年間（回答者の43%）および今後3年間（回答者の41%）においても「勤め先企業はトレーニング教育費用を負担しないであろう」と回答した。
しかし、回答者の3分の1にあたる32%が、「ITトレーニングや認定資格に必要な費用は勤め先企業が負担する」と回答し、30%が「ITトレーニングや教育のために仕事時間以外に準備期間を提供してくれる」と回答した。回答者の多く（85%）が、通常の勉強方法を「独学」とし（昨年比7%減）、回答者の46%が「トレーニングプロバイダーを通してトレーニングを受ける」（昨年比11%増）、また回答者の25%が「カレッジなど学校を通して教育を受けている」と回答した。
回答者の半分以上（59%）が、現在新しいIT職を探していると回答している。そのうちの11%が、「現在勤めている企業内での転職」を希望し、回答者の49%が、「新しい企業への就職」を希望している。「新しい企業への転職」を希望している回答者の3分の1が、もし現在勤めている企業内で昇進の機会があるのならば、転職を検討するであろうと回答した。
