非営利のIT業界団体であるCompTIAは、急成長分野であるモバイルテクノロジーのための認定資格を発表しました。CompTIA
Mobility+は、業界のエキスパートにより開発され、国際的に認知されている認定資格です。
CompTIA Mobility+は、モバイルデバイスの管理、トラブルシューティング、セキュリティ、ネットワークインフラなどを含む、モバイル環境の展開、統合、サポート、運用を行うために必要となるITプロフェッショナルのを評価する認定資格です。
「モバイルデバイスとアプリの適応、顧客や従業員のモバイルエクスペリエンスを最適化することは、全ての組織にとっての最優先事項です。」CompTIAの試験開発部門エグゼクティブVPであるTerry
Erdleはいいます。
「しかし、モバイルエコシステムが持つ様々な側面は、ユーザーの期待と同時に、可用性・信頼性・セキュリティ要件の両立を図らなければならず、ITプロフェッショナルに多くの課題を突きつけています。CompTIA
Mobility+では、モバイルデバイスやプラットフォームを適切に展開し、統合から運用、さらにセキュアな環境を維持するためのスキルが問われます。さらにパフォーマンスの最適化、リスクや脅威の軽減を実施するためのスキルを評価する認定資格です。」
CompTIA Mobility+が対象としている受験者には、モビリティアーキテクト、モビリティエンジニア、ネットワーク管理者、セキュリティ管理者等が含まれます。この認定資格の受験者は、CompTIA
Network+または相当の業務経験をち、企業でのモバイルデバイスの運用に関する18ヶ月程度の業務経験を持つ事をおすすめします。
試験出題範囲は、以下ウェブサイトからダウンロードいただけます
http://www.comptia.jp/cont_certif_mobilityplus_mb0-001.html
CompTIA Mobility+は、2013年CompTIAより提供されている2つ目のとなるモビリティ関連の資格です。10月には、モバイルアプリ開発におけるセキュリティ意識や管理を高めるため開発されたCompTIA
Mobile App Security+が配信されています。
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