CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。

  <<一覧を見る  
image

学習環境におけるテクノロジー活用について、学生と教師は共通の認識
〜テクノロジーを多く取り入れることが、学習や就職準備に有効〜
(米国本部調査)

image
image image
                
     
<CompTIA米国リリースはこちらから>
STUDENTS AND TEACHERS ON THE SAME PAGE WHEN IT COMES TO CLASSROOM TECHNOLOGY, NEW COMPTIA STUDY FINDS

学生と教師は、常に意見が一致するとは限らない。しかし、クラスルームでのテクノロジー活用に関しては共通した意見があることがCompTIAの調査でわかった。

CompTIA米国本部が実施した調査「The Changing Classroom: Perspectives from Students and Educators on the Role of Technology(クラスルームにおける変化:学生と教師の立場からみたテクノロジーの役割)」では、幼稚園から高等学校の学生(K12)圧倒的多数が、テクノロジーは学習をより興味深く、より楽しいものにすると回答していると報告した。

教師の4分の3は、教育プロセスに適用されたテクノロジーの効果を、「有効」または「非常に有効」と捉えている。この評価には、テクノロジーによる保護者や他教師とのコミュニケーション、コラボレーションの向上といった要素も含まれている。

さらに注目すべきは、ミレニアル世代の教師(34歳以下)の96パーセントが、テクノロジーは学習環境で重要であると回答している点である。

教師が、テクノロジー活用によって最も期待を寄せる分野は「学生のパフォーマンス向上」「学生のアチーブメントスタンダード(州が決める達成基準)の達成」である。その他期待するベネフィットとして、「学びをより興味深いものとする」、「学生のパフォーマンスデータのリアルタイムアクセス」、「オンライン学習の推進」などがあがった。


就職に向けた準備

クラスルームという枠を超えて考えてみた場合、加速する職場でのデジタル環境に備え、学生のテクノロジースキルの早期習得が重要という考えも浸透している。学生の10人中9人が、学習環境でのテクノロジーの活用は、就職に役立つであろうと回答している。

「職場のデジタル化が、いかに速いペースで変化しているか理解するのはとても困難です。」CompTIAの業界アナリシスのシニアディレクタCarolyn Aprilは述べている。「ハイテクとかけ離れていた職業でさえ、今日では重要なテクノロジー要素を持っていることもあるのです。」

大半の学生が、自身のテクノロジースキルレベルを、平均またはそれ以上と評価しながらも、在学中に学びたいスキルの数々をあげている。
 −ゲーミング・シミュレーション (学生の52 %が回答)
 −コンピュータトラブルシューティング (49 %)
 −プログラミング/コーディング (45 %)
 −オーディオや音楽作成のためのアプリ (43 %)
 −モバイルアプリ (43 %)

「コンピュータトラブルシューティングですが、リストにある他のカテゴリと比べ、あまり注目されないテクノロジー分野ですので、こうして評価されていることは興味深いです。」CompTIAのリサーチ&市場インテリジェンスのマネージャAnna Matthaiは言及している。「コンピュータトラブルシューティングは、確立されたトレーニングや認定資格プログラムがあること、また、就職口としても比較的安定していることから、ITキャリアでは最適なエントリーポイントの一つとされています。」

CompTIAの調査では、教育機関におけるテクノロジー普及に障害となり得る財政面での注意事項についても言及している。「州および地方予算(米国)は、テクノロジーエリア含め教育費割り当ての縮小など過去数年で落ち込んでいます。」Aprilは述べている。

また調査では、テクノロジー活用の限度にも触れている。学生およそ3人に1人が「過剰なテクノロジーの使用は妨げになることがある」という質問に対し「当てはまる」と回答している。「やや当てはまる」と答えているのは全体の49パーセントになる。

「テクノロジーが身近になった今、その活用を有益にするのも無益にするのも非常に簡単なことなのです。」Matthaiは指摘している。


CompTIAの調査「The Changing Classroom: Perspectives from Students and Educators on the Role of Technology(クラスルームにおける変化:学生と教師の立場からみたテクノロジーの役割)」は、2014年9月に実施された2度のオンラインサーベイが基となる。1度は、米国K12セクタの教師と管理経営者400名が、2度目は、中高生1,000名が対象に実施された。フルレポートは、以下サイトより利用可能 http://www.comptia.org/insight-tools

 
 


 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
 資料・パンフレットダウンロード
 CompTIAライブラリー
 

 


 
 

 

CompTIA Japan Instagram

  友だち追加数
 


CompTIA 日本支局 住所:〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-4-9 水道橋MSビル7F TEL:03-5226-5345 FAX:03-5226-0970