CompTIA（コンプティア）は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。

IT業界団体CompTIAは、提供する認定資格プログラムが、新たなマイルストーンに達成したことを発表しました。世界中のプロフェッショナル200万人以上が、CompTIA認定資格を取得されたことになります。

「この達成は、ITワークフォースに対するCompTIA認定資格の継続的な取り組みを裏付けるものであり、その価値を証明するものです。」CompTIA CEO, Todd Thibodeauxは述べています。

「受験者の方は、自身のキャリアをスタートし前進するため、CompTIA認定資格を活用されています。企業においては、CompTIA認定資格を保有するITプロフェッショナルを信頼し、テクノロジーソリューションへの投資の最大化に努めています。また、世界中の教育機関や政府機関においては、ITに対応可能なワークフォース強化のため、CompTIA認定資格を基準として導入しています。」Thibodeauxは言います。

CompTIAは、1993年にCompTIA A+を伴いスキル認定資格プログラムを発表しました。当初は、コンピュータの修理を実施するエンジニアのための標準資格として開発されました。

その後20数年間におけるテクノロジー進化と共に、CompTIA認定資格のポートフォリオも進化を遂げます。

CompTIA A+は、最先端かつITワークフォースに第一歩を踏み出す人々になくてはならない資格としての地位を維持するため、その内容は改訂やアップデート、拡張が実施されてきました。

更なるベンダーニュートラル認定資格の要望に応えるため、CompTIAはその他テクノロジースキルに関連する認定資格を開発してきました。そのスキル分野には、ネットワーク、セキュリティ、サーバー、Linuxアドミニストレーター、プロジェクトマネジメント、クラウドコンピューティング、モバイルテクノロジー等が含まれます。

「それぞれの認定資格は、IT業界によって開発され、またIT業界のために開発されています。」Thibodeauxは述べています。「今回の200万人の認定者というマイルストーン達成は、CompTIA A+の創始者や、認定資格の最新性や関連性維持に支援いただいたサブジェクトマターエキスパートなど多くの方々からの協力に成り立っています。また、学校機関、トレーニング機関、政府機関の方々からのサポートに感謝すると共に、CompTIA認定資格をスキル習得の証として活用いただいている何十万人ものITプロフェッショナルに感謝を申し上げます。」

IT認定資格の価値
雇用マネージャや人事（HR）担当者の見解では、IT認定資格の重要性が高まることが、CompTIAが2015年3月に実施した「HR Perceptions of IT Training and Certification（ITトレーニングと認定資格に関する人事の見解）」調査から分かっています。

調査参加のHRエグゼクティブの3分の2は、IT認定資格は「非常に有益」と回答していて、94パーセントは、今後2年間におけるIT認定資格の重要性が高まると予測しています。

HR担当者は、就職希望者が認定資格を保有していることで、希望者の信頼を確保するだけでなく、知識のベースラインを保有していることが証明されるため、選考に生じる時間とリソースを削減することができると考えています。
同調査では、認定資格を保有しているITプロフェッショナルは、保有しない者と比較して「より早く状況を把握することがでる」「離職率が低い」「昇進の可能性が高い」「全般により良いパフォーマンスを提供する」といった雇用後のメリットも分かっています。

CompTIAでは、エントリーレベルからエキスパートレベルまで、異なる知識標準を評価する4カテゴリに分かれた認定資格シリーズがあります。CompTIA日本支局ウェブサイトからご確認ください。
http://www.comptia.jp/cont_certif.html