CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。
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<CompTIA米国リリースはこちらから>
COMPTIA
REVEALS 12 TECH TRENDS TO WATCH IN 2016 |
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2016年 新たなデジタルテクノロジーに対する需要を受け、IT業界のエグゼクティブ層は、全般におよび楽観的な見方を示していることが、CompTIA米国本部が発表した調査「IT業界の展望2016」で分かった。
こうした勢いを維持しながら、CompTIAのIT業界における景況感指標は、今年の第一四半期に1.2ポイントの上昇を記録。経済問題に関する様々な懸念がこの指標に影響を与える一方で、IT業界における評価要素が健全であることがうかがえる。
「この指標から、業界のエグゼクティブははるかに肯定的な見方をしていることが分かります。」CompTIAのリサーチ&マーケットインテリジェンスのシニアVPであるHerbertは言う。
2016年のCompTIAコンセンサス予測では、米国市場の成長率を4.7パーセントとしている。業界のエグゼクティブ層は、こうした状況が、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、テレコムといった主要カテゴリの成長を促し、さらには振興分野からの新たな収益が生まれることを確信している。
「あらゆる規模の企業が、デジタル変革を視野に、今までのワークフローや顧客エンゲージメントプラクティスの見直しをする必要性を認識しています。これらテクノロジーへの投資が加速し、経済が状態を維持するのであれば、成長予測は上向きに傾く可能性があります。」Herbertは言う。
2016年の動向
「IT業界の展望2016」においてCompTIAは今後市場で活用が予想される12の動向を特定している。
マクロ動向
● ユーザーインターフェースの追求:ユーザーエクスペリエンステクノロジーに関連した取り組み
● 大統領選挙での議論で焦点の一つとなるテクノロジー政策(米国)
● デジタル事業の関与が増加
● 組織内におけるテク人材育成のさらなる取り組み
テクノロジー動向
● クラウドが新しい電力(すべてを動かすエネルギー)に
● 企業はセキュリティに対し攻勢を開始
● アナリティクスへの追求が再びヒートアップ
● ソフトウェア層にさらなる注目が集まる
ITチャネル動向
● ベンダーパートナープログラムは、景気回復への速度に達するよう改善に努める
● ベンダーの定義が議論に
● データセンター構築の省略
● 顧客との関係がより密接に
「クラウドコンピューティング、モビリティ、ソーシャルメディア、ワークフォースオートメーション、ビッグデータ、IoTは、2016年引き続き市場に影響を与える要素となります。多くの組織が、デジタル企業としての利益を追求することから、これらテクノロジーにおいてはかつての実験的な初期導入ステージを終え、より広範な様々な活用を行うことでしょう。」Herbertは言う。
「IT業界の展望2016」は、2015年12月に実施された673の米国、イギリス、カナダのIT企業から集計されたデータが基となる。43ページから成る全報告書は、以下より登録後入手可能。
https://www.comptia.org/resources/it-industry-outlook-2016-final?cid=download
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