CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。
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<CompTIA米国リリースはこちらから>
Tech
Industry Leaders at CompTIA ChannelCon 2016 Challenged to
Take On Looming Labor Shortage |
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多くのテクノロジー企業が直面している人材不足は、業界がすぐにでも新たな人材を引き付けるよう取り組みを行わない限りますます深刻化するであろう。CompTIA米国本部が開催したイベントChannelConに集った参加者に警鐘を鳴らした。
「私たちには異なるアプローチが必要です。」CompTIA CEOであるTodd Thibodeauxは自身の講演でそう語った。
「人材不足問題は、私たちが受け入れなければいけないチャレンジです。では、未来の従業員に、ITこそが彼らの活躍の場であることをどのようにして説得することができるでしょうか。」
IT 業界の人材不足は、過去数年間に渡って報告されている。業界自体の継続的な成長、ベビーブーマー世代の従業員の退職といった理由から、この問題は今後数年間さらに拡大すると予測されている。
「CompTIAの概算では、不足率は15%にもなります。私たち業界は、十分な数の人々を取り込むことができておらず、若者たちは、ITのキャリアに関心がないことがうかがえます。」Thibodeauxは言う。
現在、CompTIAとその義援団体Creating IT Futures Foundationは、教育機関パートナーによる、課外活動を含めたカリキュラムの開発を促す「サステナブル(継続可能な)モデル」を構築中である。学生は、この取り組みを通じて、キャリアパスを決める上で重要な要素となる業界のロールモデルとの交流が可能となる。
「学生たちは、情熱を注げる仕事を見つけることの重要性は十分に理解しています。しかし、私たちの情熱は伝えきれているのでしょうか。彼らは、私たちがIT業界で何をしているのかよりも、なぜそれが好きなのかを知りたいのです。」Thibodeauxは伝えた。
また、ChannelConでのゲストスピーカーである、ベストセラー「Hooked : ハマるしかけ」の著者Nir
Eyal氏は、Facebook、ツイッター、インスタグラムといった、私たちの習慣や日常に大きな影響を与えるプロダクトに共通している特徴を挙げた。プロダクトを習慣化させるには、4つのフック(しかけ)「トリガー」「アクション」「報酬」「投資」があり、すべてのしかけは「トリガー」から始まると言う。
「あなたのプロダクトが習慣化されるには、相手の内面的なトリガーを熟知しなければなりません。人々のマインドを魅了することができるプロダクトが勝者となり、それが習慣となるのです。」Eyal氏は結論づけた。
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