CompTIA（コンプティア）は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。

2005年12月2日（金）TAC株式会社主催による「文書画像管理コンサルタント育成セミナー（CompTIA CDIA+対応）」が開催されました。ドキュメントイメージング業界を中心に今後の業界動向や文書画像コンサルタントとしてどのようなスキルセットを身につけるべきか検討されている方々などたくさんの方が参加されました。

e-文書法や個人情報保護法による文書管理の変化に伴い、アナログからデジタルまでの様々な記録媒体の管理環境を提案できる人材が求められています。
TAC株式会社では、この“文書画像管理コンサルタント”の育成に取り組むべく、ネットワークを利用した文書画像管理ソリューションを提案できる人材を評価するCompTIA認定資格「CDIA+（Certified Document Imaging Architech+）」のトレーニングを開始しました。
今回のセミナーでは、環境の変化に対する業界事情から、“文書画像管理コンサルタント”に求められる能力とその具体的なカリキュラムメニューが紹介されました。

本講演では、TAC株式会社CDIA+担当トレーナー佐藤氏より研修講座で行っているトレーニングの一部をご紹介いただきました。CDIA+が求めるスキルとは、「コンサルタント」としての能力です。単に知識を持っているだけではなく、これらの知識を使ってソリューション提案を行い、実行する能力までが評価されます。
そのため、トレーニング内容も具体的にプロジェクトのキックオフから実際の提案活動に至るまでどのようなプロセスにおいてどのような行動が必要になるかなどのエッセンスが含まれています。
参加者の皆さんも実際に日常業務で行っているような内容に近いためか、多くの方がうなづきながら熱心に聴かれていました。