CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。
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参照元 (CompTIA本部サイト:英文) |
http://www.comptia.org/news/pressreleases/12-03-12/Business_Operations_Impacted_by_Widening_IT_Skills_Gap_New_CompTIA_Study_Reveals.aspx
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多くの企業は問題への取り組みとしてトレーニング実施を強化
CompTIAが実施した調査によると、10社のうち8社の割合で、企業が求めるスキルとIT社員が持つスキルとの間に生じている「ギャップ」から、ビジネス運用において何らかの影響があることがわかった。
調査では、急速に変化する技術と、トレーニングリソースの不足がスキルギャップを招く大きな要因としてあげられている。こうしたスキルギャップを狭めるため、多くの企業ではトレーニングの実施を検討していることがわかった。
「ビジネスを成功させる上で、技術の重要性は増す一方ですが、多くの企業において求められる技術の活用および、社員のスキルレベルを備えているとは限りません。こうしたニーズと現状とのギャップが、ビジネス繁栄の妨げとなっているのです。」CompTIA
skills certification, executive VP Terry Erdleは述べている。
CompTIAの調査では、ITスキルの欠如からビジネス上で影響を受ける項目として次があがっている。
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「調査結果からは、技術の活用とそれを遂行するIT社員のスキルレベルの面において、多くの企業が現状に満足していないことがうかがえます。しかし、これら要素がわずかながら改善することで、彼らのビジネス効率性や生産性、さらに経済成長に大きく貢献することは間違いないでしょう。」Erdleは述べている。
また、調査に参加した企業は、既存のコア分野(セキュリティ、データストレージ、老朽化した装置の改良、ネットワークインフラストラクチャの改善、障害回復、ビジネス継続性など)および、新しい分野(ビジネスプロセスの自動化、モビリティ、仮想化のコラボレーションなど)の両方におけるIT社員のスキル不足を指摘している。
「既存のコア技術を応用し、適用していくためには、新しい技術が必要になります。また、新しい分野においても、その投資に対し最大の利益が得られるよう、IT社員およびエンドユーザーには十分な知識とスキルセットが必要になるのです。」CompTIAマーケットリサーチディレクタのAmy
Carradoは述べている。
調査参加企業の57%(約10企業のうち6社)が、スキルが必要とされる分野のトレーニングまたは再トレーニングを社員に実施することで、スキルギャップ問題に取り組む予定と回答している。
「教育に対する力強い取り組みは、明るい兆しであると思っています。ITプロフェッショナルは、生涯学習やスキル向上に対する意識が高いことから、自身の知識を広めるトレーニング機会を肯定的に受け入れることができるでしょう。新たなIT教育やトレーニングへの投資は、結果としてビジネスに大きな利益をもたらすことでしょう。」Erdleは述べている。
CompTIAのIT Skills Gap調査は、企業で採用や人事管理、企業戦略、予算管理などに携わるマネージャおよび専門家を対象としたオンラインサーベイが基となり、2011年12月15日から2012年1月23日に実施された。 |
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CompTIA 日本支局
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