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10代から20代前半の若者のテクノロジーへの関心は、キャリア選択に直結せず
〜ITキャリアに対する理解不足が原因とされる〜(CompTIA本部調査)
       
 
参照元 (CompTIA本部サイト:英文)

http://www.comptia.org/news/pressreleases/12-06-13/
Love_of_Technology_Doesn%e2%80%99t_Translate_into_Career_Interest_for_Many_Teens_
Young_Adults_New_CompTIA_Study_Finds.aspx

 

CompTIAが実施した10代から20代前半の若者を対象にした調査では、彼らのテクノロジーに対する興味は非常に高いものの、必ずしもそれがキャリアの選択肢になるとは限らないようである。

CompTIAのYouth Options of Careers in IT 調査では、これらの若者が、テクノロジーへの興味は97%と高い数字を示している一方、「ITキャリア」として明確に興味を示す回答者はわずか18%であった。
しかし、「ITキャリア」への明確な興味を示す数字は低いものの、「たぶん興味がある」と回答しているのは、女子では38%、男子では48%と非常に高い数値となっている。これは、職業としてのITに対する理解がないことが主な理由としてあげられる。

これは特定の職業を提示した場合に、彼らの回答の興味レベルが上昇することからもうかがえる。例えば、自身がビデオゲームのデザインに携わることに対して、約半数が強い関心を見せた。また、41%がモバイルデバイスのアプリケーション作成、39%がウェブページのデザイン、34%がヘルスケアや教育といった分野に対して自身のキャリアを描くことができた。また、10人のうち6人が、ITキャリアは人々の助けとなる機会であると考えているようである。

「ITに関連した職業の重要性や創造性、また、他社と共同して実施する仕事であるとか、問題解決の一要因になりえる仕事である、多様性に富んだ仕事であるというようなことは、見落とされがちです。」CompTIAインダストリアナリストディレクターCarolyn Aprilは述べている。

ITキャリアに対する理解の欠如から、IT職に対する他の見解として「一日中コンピューターに向かい一人で仕事をしている」と21%が回答している。また、「ITキャリアの需要は常に存在する」と回答したのはわずか26%であった。

さらに、61%の回答者が、IT業界で働くことについて、実際に働いている家族や知人などを通すといった方法で情報を得ることができないと回答している。


選択肢を増やすことは、自身の決断の幅を広げることにつながる

情報社会は、新たな職業カテゴリを創出している。

「モバイルアプリ開発、デジタルコンテンツキュレーター、倫理的ハッカー、ビックデータアナリストなどが、近年に登場したキャリア選択の一例です。若者たちは、多くの選択肢に困惑することでしょう。」Aprilは述べている。

現代の若者は、高等教育やトレーニングの重要性を理解している。CompTIA調査に参加した学生のうち5人に4人は、4年制大学への進学を希望し、また9%が2年制大学への進学、7%が技術学校への進学を希望している。

また、調査結果からは、若者たちは気付かぬうちにテクノロジーキャリアの準備をしていることもわかる。約10人のうち6人が、家族や友人のために、コンピューター、ソフトウェア、モバイルなどのトラブルシューターとしての役割を担っていることがわかった。

「今日の情報社会において、テクニカルな能力はどの職業においても必須条件となります。そのため、このような実践経験は、彼らのキャリアに役立つことでしょう。」Aprilは述べている。

CompTIAのYouth Options of Careers in IT 調査は、1002名の米国の10代から20代前半を対象にしたオンラインアンケートで実施され、男女の数および年齢層(13-17歳、18-24歳)においてはすべて均等となっている。調査は2012年3月27日から4月2日に実施された。



 
 


 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
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