CompTIAは、トレーニング/教育企業、チャネル企業、製品ベンダーを対象に、従業員および就職希望者に求めるスキルについて調査を実施した。
回答企業の半分以上(54%)が、ビジネス目標を達成するため、今後12ヶ月内において新たなテクニカルサポート/カスタマサービスの人員採用を必要としていると回答している。テクニカルサポートおよびカスタマサービスは、企業を成功に導くため「非常に重要である」な職務として回答されている(回答者の68%)。次に続く「非常に重要である」と回答された職務はセールス(59%)、マーケティング(40%)、一般管理(40%)であった。また「重要である」と「非常に重要である」を合わせた数値では、テクニカルサポート/カスタマサービスが92%と一番高いのに対して、オペレーションが次に高い86%、続いて一般管理の85%、セールス81%であった。
また、回答企業の45%がセールスのポジションの新採用が必要であると回答した。次に採用が必要であるとされたのが、マーケティングおよびオペレーションのポジションであった。
多くの採用機会があるのに対し、多くの回答企業は適した候補者を雇用するのは「若干難しい」と感じている。回答企業の55%が、(現在または将来の)セールス従業員には、新しいビジネス機会を見つけるスキルがないと回答している。また、63%の回答企業が、マーケティング従業員は新規顧客の獲得につながる革新的な方法に欠けると回答し、39%の回答企業がプロジェクト管理分野において、新たな製品開発従業員を採用するのは困難であると回答した。
回答企業の31%が、セキュリティー分野におけるスキル不足に直面しているとし、28%がIPテレフォニー/VoIP分野のスキル不足、そして25%がモビリティー/ワイヤレスネットワーク分野のスキル不足に直面していると回答している。 |