CompTIA認定資格活用インタビュー
いち早く「CompTIA RFID+」を取得!
オムロンソフトウェア株式会社

CompTIA認定資格取得者インタビュー第8回は、製造、物流など様々な分野のソリューションをご提供されているオムロンソフトウェア株式会社 新規事業推進部 岡本 匡史様にお話をお伺いしました。

新規事業推進部の事業の1つが、RFIDを活用したソリューションの提供です。
通常から、RFIDに関わるお仕事をされている岡本様が、2006年4月に配信開始されたばかりのCompTIA RFID+にチャレンジ、見事合格をされました。

 
CompTIA(以下、グレー部分はCompTIA )
現在の業務内容をお教えください。

私の業務は、主にサプライチェーン関連のソリューションにおけるアプリケーションの開発です。

 
新規事業推進部ではどのようなことをされているのでしょうか。

新しい事業の立ち上げに向けて、いくつかの仮説検証をおこなっています。
その1つが、RFIDを活用したサプライチェーン関連のソリューションです。

 

RFID+を受験されたきっかけをお教えください。

上司から、受験してみたらどうかと勧められたことが、直接のきっかけです。
RFIDタグに関して、多少の知識はありましたがきちんと勉強したこともなかったので、知識を体系的に身につけるよい機会だと思い、受験することにしました。
 

RFID+はまだまだ試験自体が始まったばかりということもあり、トレーニング教材が充実しているわけではありませんが、どのようにトレーニングをされたかお教えください。

もともと、一般向けの入門書や業務などで多少の知識はありました。
受験にあたり、アメリカで出版されている試験参考書をウェブで購入し、その参考書や付属のCDに収録された模擬試験で学習しました。学習期間は、およそ1か月です。

苦労したのは、試験対策用の参考書がこの時点で英語しかなかった点です。通常の業務もあり、英語の本をすみからすみまで読む余裕はありませんでした。そこで、参考書の内容をいちから読むことよりも、参考書の練習問題や付属の模擬試験を優先することにしました。この学習方法は、自分の弱点を確認しながら知識を増やすことのできる、時間のないときには有効な方法だったと思います。

 
試験で勉強をした、もしくは、試験に出た中で実際の業務の中で役にたちそうな部分がありましたら教えてください。
「飲み物の入ったビンが入ったダンボール箱にRFIDタグを貼り付けるにはどこがよいか」「トラックへの搬入口にアンテナを取り付けるにはどこがよいか」といった、専門知識だけでは解けない具体的なケースを想定した問題が、模擬試験や実際の試験に多く見られたように思います。そういった具体的なケースの知識は、実際にRFIDシステムを導入するときに役に立ちそうです。
 
今後、この資格を取得されて業務に役立てて行きたいと思われる部分がございましたらお教えください。
学んだ知識を活かして、効率の良いRFIDシステムを提案したり、納入する際に生じるいろいろなトラブルを解決したりできるようになれればよいと思っています。
 
ありがとうございました。
 
CompTIAより

またまだ試験開始まもないことから、トレーニング教材も少なく、試験も英語という中でRFID+の受験にチャレンジいただきました。日常業務の中で、日本語のトレーニング教材や試験以上に、ご苦労も多かったことと思います。

日常業務の中で、RFIDに関して様々なソリューションをご提案、開発されているとおっしゃっていましたが、体系的に学習できる機会はあまり多くないかと思いますので、RFID+の試験が良い機会になれば幸いです。

最後になりましたが、快くインタビューに応じてくださいました岡本様には、この場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。今後の益々のご活躍を心よりお祈りしております。