2009年1月22日(木)CompTIA日本支局主催による 「CompTIA人材育成サミット2009〜組織を強くする人材育成〜」が開催されました。
今年のサミットでは、2008年7月1日よりCompTIA米国本部の新CEOに就任したTodd Thibodeaux(トッド
ティビドー)を迎え、皆様へのご挨拶を兼ね、現在の経済状況を鑑みた上での人材育成について講演をさせていただきました。また、毎年実施される「CASP(CompTIA
Authorised Service Provider)」の表彰、講演に加え、新たな実施となる「CompTIA
Japan ITSC 2008」の表彰が実施されました。
当日は、朝から若干の雨模様にもかかわらず、約100名近くの皆様にご参加いただきました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
また、ご講演をいただきました皆様には、この場をお借りいたしまして改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
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セミナー内容やセミナー内でご紹介された内容につきまして、ご質問やより詳細な内容を御希望の場合は下記までご連絡をください。
CompTIA日本支局(担当:吉村) TEL:03-5226-5345/e-mail:[email protected] |
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<ご参加いただきました皆様のアンケートの集計結果(一部抜粋)> |
■職種内容をお教えください。
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■関心のあるCompTIA認定資格を、どのような目的で利用されたいと思いますか。 |
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タイムスケジュール(それぞれリンクのある項目をクリックすると詳細がご覧いただけます。) |
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【基調講演】
How to build effective HRD system using CompTIA certs
under actual bad economic situation?
〜経済不安な今こそ、CompTIA認定資格を活用した効果的な人材育成〜 |
本講演では、2008年7月1日よりCompTIA米国本部の新CEOに就任したTodd
Thibodeaux(トッド ティビドー)より、現在の経済状況から鑑みた人材育成やCompTIA認定資格の関連などについてお話をさせていただきました。
2009年は、企業は、「現在の人材の維持と意欲の向上」と「企業を回復軌道に乗せるため既存スタッフへの投資」が特に注力すべき項目として挙げられています。
これらのポイントに対して、限られた人材育成費を充てるべき実務能力として、また、調査の結果スキルギャップの大きいとされているスキル項目に対してCompTIA認定資格を効果的にご活用いただけるソリューションをご案内させていただきました。
昨年末からの経済状況の悪化を受け、2009年3月からの新しい期を迎えるにあたり、人材育成について改めてご検討をされている企業様が多い様子でした。
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CompTIA
Authorized Service Provider (CASP) 2009 表彰 |
2008年のCSAP受賞組織は、株式会社アルファテクノ様、株式会社日本テクノス様の2組織でした。
受賞企業として、株式会社日本テクノス様への表彰状、CASP盾の授与と同社での取り組み、効果についてご講演をいただきました。
システムの運用・保守、ヘルプデスクを業務の中心とする株式会社日本テクノス様では、全社員を対象に、「CompTIA
A+、Network+、Security+」などの資格取得を「机上の技術ではなく、実践的な技術を取得する」という目的のもと社員が率先して会社に提案し取得されています。社員の皆様で発案された全社員対象のコンテストや社員間の勉強会などの効果についてご案内をいただきました。
認定資格取得にあたり、社員の皆様に自主性が芽生えたといったことや目標を明確にすることで各人のモチベーションが向上さるといったお話には、多くの出席者の皆様もご賛同されてた様子でした。
株式会社日本テクノス http://www.n-tks.co.jp/ |
【CASP受賞組織 代表講演】
「CompTIA取得の取組みと効果について」 |
CASP代表講演として、パーソナルコンピュータや周辺機器の修理サービスを中心に「ワンストップ
リペアサービス」を掲げ多くのお客様にサービスを提供する株式会社アルファテクノ様にご講演をいただきました。
カスタマエンジニア(CE)を中心に「CompTIA A+」の資格取得を奨励し、更なる顧客満足度の向上を目指し、現在では、コールセンタスタッフや初期導入、移動設置サービスを実施するスタッフに対象を広げ認定資格を取得されています。
従来より進められている「自主性の向上」を掲げる様々な業務改善の取り組みや品質や生産性向上の取り組みなどについて、ご案内をいただきました。
また、修理PC返却率の向上や短期間での返却率の向上など、認定資格取得により効果のあらわれたデータについてご案内をいただきました。
今後の取り組みとして、従来のCE職、コールセンタースタッフ以外にも搬送などの業務されているスタッフに対しても資格取得を奨励し、更なる顧客満足度の向上とサービスの向上を目指されています。
株式会社アルファテクノ http://www.pc119.co.jp/
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CompTIA
Japan ITSC 2008表彰
(CompTIA日本支局 インストラクター・トレーナー スキルコンペ2008) |
CompTIA Japan ITSCは、インストラクター及びトレーナーの「講習スキル」のクオリティを競うスキルコンペです。
良質な人材を育成するためには、教える人材に対し高いクオリティを求める機運が高まっており、CompTIA日本支局が2008年より開始されました。今回は、第1回目の表彰になります。
「講習スキル」とは、受講者からの信頼の獲得、受講者とのやり取り、講習内容に対する学習意欲の喚起など、講習内容への精通度以外に効果的な講習を実現するために必要なスキルを指します。
このスキルのベースとしては、CompTIAが提供するインストラクタ向け認定資格「CompTIA
CTT+」があります。
審査は、CompTIA CTT+ VBTにおける「12のスキル基準」をITSC用にアレンジした「コンピテンス評価ガイド」に基づき、各参加者の講義DVD及びドキュメントフォームを、CompTIA
CTT+ VBT採点委員複数名で採点。採点結果(10〜40点)に基づき、各賞の対象者選出(Gold:38点以上、Silver:36点以上、Bronze:34点以上)を行いました。
本講演内では、実際にGold賞を受賞されたキヤノンビジネスサポート株式会社 池上様の講義ビデオの抜粋をご覧いただきました。
講義自体の運営や受講生の理解度を図るための質問の活用など、インストラクタのプロフェッショナルとしての高い「講習スキル」を拝見することができました。
受賞の詳細につきましては、プレスリリースをご確認ください。
CompTIA Japan ITSC(インストラクター・トレーナー
スキルコンペ) 2008 受賞者を発表〜優秀な「講習スキル」を持つインストラクター及びトレーナーを表彰〜
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