CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。


「グリーンIT」の定義とは(CompTIA本部記事より)

<調査について>
現在、様々な企業において「グリーンIT」をより理解しようという試みが行われており、関連する活動に対する出資が増えている。ビジネス面では、グリーンITイニシアチブを実施することから生じる、コスト削減、広報活動、環境面への影響といった利点が挙げられている。

CompTIAは、すでに実施をされているグリーンITのアクティビティや、今後実施予定のグリーンITのアクティビティを特定するため調査を行った。そこではまた、「グリーンIT」を適切に定義し、関連した実施活動の推進力、課題、ROI、そしてステークホルダーからのニーズをさらに理解することを目的としている。このウェブベース調査は、2008年9月〜10月に実施され、様々な企業規模や業界にわたるCompTIAメンバーやリサーチパネリストら267名が参加した。

<キーポイント>
・ 企業はグリーンITをコンピューティングリソースの有効使用や、旧式タイプの製品や廃棄物のリサイクルまたは分解等の推進を定義すると概念として持っている。
・ 企業は、主にIT備品のリサイクルやリユース(67%)、エネルギー効率を最大限の利用(54%)を行うことで、地球に優しいIT業務に取組んでいる。
・ 多くの企業が始めているグリーンITアクティビティには、PCにLCDスクリーンの利用(73%)、オフィス設備の消費電力の管理(61%)、VoIP(44%)、サーバーの仮想化(43%)が含まれている。
・ グリーンITアクティビティを開始する上で、推進するために最重要とされている項目の上位2つは、コスト削減(80%)、エネルギーの効率化(68%)であった。次に、政府のグリーンコンピューティングに対する規格や規制があげられている。
・ 半数の企業が、顧客やステークホルダーがグリーンITアクティビティの実行を要求していると回答した。特に、新たなるリサイクル、エネルギー効率の良いコンピュータシステム、電力管理に対する要求が高い。
・ グリーンITアクティビティを行う上で重要となる課題には、実行コスト(62%)、グリーンITアクティビティに対する限られた知識(45%)、リソースの欠如(41%)が含まれる。
・ 多くの企業は、政府のグリーンプログラムや規制を支持している。この政策には、エネルギースターの評価(46%)、リサイクルに必須となる要件(40%)、エネルギー効率の向上を目的としたコンピュータデザイン要件(28%)が含まれている。

 


 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
 資料・パンフレットダウンロード
 CompTIAライブラリー
 

 


 
 

 

CompTIA Japan Instagram

  友だち追加数
 


CompTIA 日本支局 住所:〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-4-9 水道橋MSビル7F TEL:03-5226-5345 FAX:03-5226-0970