CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。


  セミナーレポート

CompTIA Breakaway Japan 2009
〜人材育成のソリューションを一日に凝縮〜

2009年8月27日(木)CompTIA日本支局主催により「CompTIA Breakaway Japan 2009〜人材育成のソリューションを一日に凝縮〜」が開催されました。

昨年より開催をさせていただいている「CompTIA Breakaway」ですが、今年もセミナー形式での講演に加え、人材育成に関する様々な情報を入手していただけるよう展示コーナーを設けさせていただきました。

今年は、経済状況が悪化する中、人材育成に関心を持たれる方が多く、たくさんの皆様にご参加いただきました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

また、ご講演をいただきました皆様には、この場をお借りいたしまして改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

CompTIA Breakawayの講演内容につきまして、ご質問やより詳細な内容を御希望の場合は下記までご連絡をください。
また、当日ご参加者の皆様に配布させていただきました資料等をご希望の方は、下記までご連絡をください。ご送付させていただきます。※数に限りがございます。終了の場合もございますので予めご了承ください。
 
          CompTIA日本支局(担当:吉村)    TEL:03-5226-5345/e-mail:[email protected]
 
展示コーナー
<株式会社アイ・シー・イー(ICE)> 株式会社アイ・シー・イー(ICE) Webサイト
CompTIA CTT+、BCSAなど、顧客接点での競争力を左右する「ビジネス・コミュニケーション力」と、研修効果を高める「インストラクターの授業力」に特化したコンサルティング&トレーニングを提供されているトレーニングパートナーです。

展示ブースでは、「ビジネス・コミュニケーション・スキル診断(BCSA)」の導入方法から、テキスト、トレーニング、評価までの具体的手法をご紹介いただきました。

ビジネス・コミュニケーション・スキル診断のセッションでは、ワークショップもご担当いただきました。

<株式会社ウチダ人材開発センタ> 株式会社ウチダ人材開発センタ Webサイト
IT人材の成長に合わせた豊富なカリキュラムと、質の高い講師をベースに、人材育成計画から、スキル診断・分析、研修コースのご提案・ご提供されているトレーニングパートナーです。

展示ブースでは、CompTIA関連の教材をはじめ、「プロジェクトリーダー候補者育成ソリューション」として、PLCD(Project Leader Candidate Development)カリキュラムをご紹介いただきました。


<TAC株式会社> TAC株式会社 Webサイト
1999年よりCompTIAトレーニングに取り組んでおり、ブループリントを分析、研究したオリジナル教材の提供、経験豊富な講師陣による研修をご提供されているトレーニングパートナです。

展示ブースでは、CompTIA A+、Network+、Server+、Security+、CDIA+、Project+、Convergence+など多岐に渡る教材やweb模試等、教材のデモンストレーションやオリジナルトレーニングカリキュラム等をご紹介いただきました。

 

<ピアソンVUE> ピアソンVUE Webサイト
ピアソンVUEは、教育出版業界のリーディングカンパニーであるPearson Education の電子テストサービス部門です。
世界165カ国、5000以上のテストセンターにて、CompTIAをはじめIT試験などのサービスをご提供されているテスティングパートナーです。

展示ブースでは、実際のテスト環境と同じ模擬試験をご用意いただき、体験していただくことができました。


 
タイムスケジュール(それぞれリンクのある項目をクリックすると詳細がご覧いただけます。)
10:00 〜 10:10 CompTIA Breakaway Japan 2009 開催のご挨拶
 CompTIA本部Vice President 兼 CompTIA日本支局支局長・専務理事 岸田 正寿
10:00 〜10:10 <基調講演>
「企業における人材育成の重要性〜場とコミュニケーションからのアプローチ〜」

株式会社内田洋行
  執行役員 マーケティング本部 開発統括部長
  知的生産性研究所長/知財戦略室室長
  平山 信彦 様
11:45 〜13:00 <ランチセッション>
「CompTIA スキルコンペキャラバン」

CompTIA日本支局
13:30 〜15:15

<ビジネス・コミュニケーション・スキル診断>
「実務で必要とされるコミュニケーションスキル」

・ 仕事において必要とされるコミュニケーションスキルを診断する
  「ビジネス・コミュニケーション・スキル診断とは」
・ ビジネス・コミュニケーション・スキル診断ワークショップ − 株式会社アイ・シー・イー
・ ビジネス・コミュニケーション・スキル・メトリック(BCSM)
・ スキルメトリック企業導入事例紹介 − 株式会社タクト・マシン・サービス
CompTIA日本支局

15:30 〜16:30 <ユーザ事例紹介>
「CompTIA認定資格を活用した人材育成」
 

東芝情報機器株式会社
  カスタマサポート第一事業部
  事業部長 原田 芳人 様
17:00

展示コーナー、コミュニケーションスペース終了

 
<基調講演>
「企業における人材育成の重要性〜場とコミュニケーションからのアプローチ〜

基調講演では、株式会社内田洋行 執行役員 知的生産性研究所長 平山様より、現在の経済状況や取り巻く環境からみた人材育成の重要性についてお話をいただきました。

企業においては、人材育成の重要性は理解されているものの、経済環境や雇用環境の変化、また情報化の加速や価値観の多様化など、人材育成における様々な仮題が新たに発生してきています。
これらの仮題をうめる一つの方法として「コミュニケーション」からのアプローチにより、個人のスキルをいかに組織としての力に変えていくかといった具体例を、内田洋行様での取り組みを元にお話をいただきました。

また、コミュニケーションを活性化するための「場」の提供に関しても、様々な取り組みをされている同社の事例をあげ、様々なケースをお話いただきました。

講演後には、ご参加者の皆様からもたくさんのご質問が出るなど、企業における斬新な取り組みに興味を持たれる方々も多くいらっしゃるようでした。


<ランチセッション>
「CompTIA スキルコンペキャラバン」

ランチセッションでは、CompTIA日本支局が、今年の5月より全国4か所で開催をさせていただいた「CompTIAスキルコンペキャラバン」をBreakawayバージョンとして開催させていただきました。

ウチダ人材開発センタ様、TAC様からのご協力をいただき、CompTIA認定資格試験の類似問題にチャレンジしていただき、問題からCompTIA認定資格の意義やねらいをご案内させていただきました。

当日ご用意させていただいた類似問題は、全部で40問。最高得点の方は、37問の方でした。
上位10名の皆様には、CompTIAからささやかなプレゼントをご用意させていただきました。



<ビジネス・コミュニケーション・スキル診断>
「実務で必要とされるコミュニケーションスキル」

このセッションでは、仕事において必要とされるコミュニケーションスキルを診断する「ビジネス・コミュニケーション・スキル診断(BCSA)」についてスキル診断のねらいなどについてご案内をさせていただきました。

また、スキル診断で判明した「コミュニケーションスキルへの理解度」を、実際の仕事の現場で活かせているかをお客様、上司の方からのフィードバックを元に診断する「ビジネス・コミュニケーション・スキル・メトリック(BCSM)」のご紹介とBCSM導入事例として株式会社タクト・マシン・サービスの事例をご紹介させていただきました。

また、ご案内の後は、 アイ・シー・イー様からBCSAワークショップの一部を開催いただきました。
ワークショップでは、コミュニケーションスキルの一つである「信頼性」のスキル分野で、信頼性の獲得・維持のためにどのようなスキルを発揮することが必要かということをご体験いただきました。

これまでのセッションと違い、こちらのワークショップでは、皆様にもご参加いただき、お近くの方とのペアワークを実施していただきました。
ワークショップ終了後は、お名刺を交換されるなどコミュニケーションが進んでいらしたようです。


<ユーザ事例紹介>
「CompTIA認定資格を活用した人材育成」  

ユーザ事例紹介では、「CompTIA認定資格を活用した人材育成」というテーマで、東芝情報機器株式会社 カスタマサポート第一事業部  事業部長 原田様よりお話をいただきました。

ITサービスをご提供されている同社では、IT環境の導入から導入後の保守まで「ワンストップソリューション企業」として、現在、全国90拠点を展開されており、IT環境のライフサイクルの全てにおいて、提案・導入・保守などのサービスをご提供されています。

昨年より、よりよいサービスをお客様にご提供されるための人材育成指標として、CompTIA認定資格をご活用いただいております。

採用の経緯としては、ベースとなるスキルに重点がおかれていること、またベンダーや製品にとらわれずハードウェアやOS、ネットワークなど幅広いスキルが問われていること等をあげていただいていました。

現在は、保守をご担当される方全員の取得を目指し、また、取得者全体の集計を取り、今後自社で展開されているトレーニングにフィードバックされていく予定です。

ご参加者の皆様からもご質問をいただく等、同社の取り組みに対してご関心の深さを感じました。ご参加者の皆様が、今後の人材育成を検討される上で、非常にご参考になるお話であったと思います。

 



 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
 資料・パンフレットダウンロード
 CompTIAライブラリー
 

 


 
 

 

CompTIA Japan Instagram

  友だち追加数
 


CompTIA 日本支局 住所:〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-4-9 水道橋MSビル7F TEL:03-5226-5345 FAX:03-5226-0970