CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。


 

Global Growth Through Information Technology
    第1回 : 現在、および将来的なニーズ/CompTIA認定資格活用 : シンガポールの事例

Current and future needs 〜現在、および将来的なニーズ〜

ICT(Information and Communications Technoloty)業界は、世界中のほぼ全ての国において顕著に成長を続けている業界であり、国際競争力を高める重要要素である。
また、ICTは、政府や組織を効率的に稼働させていくための生命線となっていて、新たな状況を作り出す、イノベーションを起こす、ビジネスを推進する、コストを削減する、二酸化炭素排出量を抑えて環境問題に考慮する、情報の機密性を維持するなど、様々な側面で重要な役割を担っている。もはや、ICTは、世界の国々でインフラや経済活動を支える最も重要な要素である。

政府や企業は、クラウドコンピューティングや仮想化などの重要なプロジェクトに多くの投資をしており、環境問題を考慮しITを積極的に活用している。ICTを取り入れることにより、より柔軟性の高いビジネスを作り出し、新しいビジネスチャンスを作り出し、在宅でのスモールビジネスから数億円におよぶ国際防衛まで様々なビジネスのあり方を変えてきている。

ICTは、また、多くの産業開発分野でも活用されており、マイクロ(micro)やナノ(nano)といった分野の電子機器からヘルスケア、交通安全などの分野でも重要な役割を担っている。

これらのテクノロジーを開発、実装、管理する上では、ネットワークのスキルを持つエンジニアの必要性は、誰も疑う余地はないだろう。ICTは、国際競争力を高める重要な役割を担い、またこれらのチャンスを活かそうと考える政府や企業では、適切なスキルを保有するエンジニアも重要な役割を担っていると言える。


CompTIA認定資格活用 : シンガポールの事例
ICTは、国内では“Infocomm”として広まっている。生産性を高める、ビジネスプロセスを移行するなどにおいて、既にシンガポールの国際競争力を高めるための推進力としての重要な要素であり、経済成長に深く貢献している。
IDA(The Infocomm Development Authority of Singapore:シンガポール情報通信開発庁)は、国内におけるICT産業を活気にあふれ、競争力ある産業にするため人材育成目標を既に明確に設定している。

IDAは、国の経済競争力を高めるために国際的に競争力の高いICT人材を育成することを目標としている。具体的な目標としては、2015年までに55,000人のICT関連の仕事を増やすことである。この目標達成の一つの方法として、CITREP(Critical Infocomm Technology Resource Programme:重要な情報通信技術資産プログラム)と呼ばれるプログラムで提供されているトレーニング、業界で認知されている特定の認定資格の取得などが挙げられている。

CITREPでは、CompTIA認定資格やトレーニングプログラムを推奨し、シンガポールのICT産業において重要で、新しい分野のスキルの取得を促すことで、企業におけるアドバンテージを得ることを進めている。キャリアを活かす重要なチャンスを提供することにより、若手の人材に有益な方法を提供し、海外からの人材と同様のスキルを保有できるチャンスを提供している。
 
 


 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
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