CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。
参照元 (CompTIA本部サイト:英文) |
http://www.comptia.org/Libraries/Members_Research/Research_Brief_-_CompTIA_IT_Opportunities_in_Education.sflb.ashx
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今日、IT技術が学校などの教育機関に与える影響は極めて大きく、学生の学び方、教員の教え方、効率的かつ効果的な学習方法に変化をもたらしている。クラスルームでの使用が浸透しつつあるタブレットPC、インタラクティブなホワイトボード、ワイヤレスソリューションと共に、教育現場でのITへの依存は今後数年間において成長を遂げるであろう。そしてそれは、ITベンダーやチャネルには大きなビジネスチャンスともいえるであろう。
CompTIAの調査「ITが教育市場に与える影響(Assessing the Impact of IT
in the Education Market)」では、教育市場におけるIT技術の活用、消費、購入計画に関する見解を分析し、提供している。調査は、対象となる学校においてITを導入する際の意思決定者、際影響者である353名の小中高の講師およびスタッフ、147名の高等教育の従業員が対象となっている。
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回答者の大半は、IT導入の優先事項として「学生の学習の向上」をあげていた。(小中高の講師およびスタッフの64パーセントが、高等教育の従業員の38パーセントが回答)
調査では、IT技術が学校にあたえる影響を好意的にとらえていることがわかった。学生の生産性についての問いに対しては、回答者の3分の2近くが、3年前と比較して、ITの導入により向上をしていると回答している。IT技術が学生の学習に与える影響に関しては、59パーセントが「良い影響を与えている」とし、19パーセントが「非常に良い影響を与えている」と回答している。
一方で、教育機関は、IT導入に対する課題に直面していることもわかった。その反面、4分の3の回答者は、予算の削減により新しい技術購入をする上での障害となっていると答えている。(小中高の講師およびスタッフの59パーセントが、高等教育の従業員の57パーセントが回答)
また、16パーセントが、ソーシャルネットワークを通じたオンライン上の「いじめ」を、過去12ヶ月における大きな課題として指摘している。
CompTIAの「教育市場におけるIT機会」は、2011年2月に調査が実施された。
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CompTIA 日本支局
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