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ITへのキャリアチェンジ:How toガイド

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米国本部サイト: Switching Careers into IT: A How-To Guide


howgetintoit.jpgITへのキャリアチェンジは手の届くところにあります。ITの仕事に就きたいと願う人は誰でも、自身のスキル、能力、興味にあった仕事を見つけることができます。あなたのソフトスキルの多くは、応用が可能なものです。ITキャリアの良いところは、その数の多さです。あなたに適した仕事を見つけた後は、自身を売り込むために必要な経験やトレーニングのための計画を立てることです。ここでは、ITへのキャリアチェンジ成功のためにできる具体的なステップをいくつか紹介します。

 
ITキャリアに何を求めているかを考える

あなたは何に情熱を感じますか?どれくらい稼ぎたいですか?仕事で幸せを感じるのはどんな時ですか?人助け?問題解決?クリエイティブな側面を発揮できるとき?これらはキャリアの選択肢を考え始めたときに自問すべき質問です。仕事に求めるさまざまな点を棚卸し、「自分に最適なキャリアとは?」と自問してみましょう。

 
希望に沿った職務を選ぶ

これにはリサーチが必要です。職務のディスクリプションを読み、必要であればITプロフェッショナルに相談しながら、あなたのニーズに適したものを選びます。日常業務に関する動画を確認したり、ITキャリアやテクノロジートレンドに関するウェビナーなどに参加することもできます。

 
希望する仕事に就いている人に話を聞く

LinkedInなどのネットワーキングプラットフォームを活用して、希望する仕事に就いている人から情報収集をしましょう。彼らがどのようにして仕事に就いたのか、どのような準備プロセスが必要であったか、といった情報を得ることができます。

 
メンターをつけることを検討する

専門的組織などでは、希望するキャリアのメンターを探すことができます。メンターは、キャリアチェンジのために必要な事柄を指導してくれるだけでなく、適切な人々とのネットワーキングや、スキル習得において適切な目標を設定する手助けをしてくれます。

 
必要なトレーニングを調べ、トレーニングオプションを比較する

Lynda.comやMOOCなどのリソースを使って、独学でスキルを習得することができます。また、講習やブートキャンプに登録したり、ITスキルに関するテキストを読むことも有益でしょう。基本的なITスキルを今すぐ習得するにはCompTIA IT Fundamentalsが有効です。

 
認定資格の取得を検討する

適切な認定資格のオプションを調べてみましょう。どのような種類の認定資格があるのか、それらが市場においてどういったメリットとなるのかを理解しましょう。履歴書に適切な認定資格を記載することで、キャリアチェンジの際に大きな違いが生まれます。

 
応用研究をしてみる

自身のPCで新しいことを試してみましょう。希望のキャリアパスによっては、ウェブサイトを構築する、オープンソースソフトウェアを試す、データベースを構築するといった事が必要になるかもしれません。ITの仕事で知っておくべき事の大半は、すでに家にあるテクノロジーと試行錯誤することで学ぶことができます。

 
他の教育オプションを探してみる

一部のITキャリアでは、大学などで教育を受ける必要があることがあります。そのような場合、あなたにあったオプションを検討しましょう。オンラインコースを提供する学校も増えていて、仕事と掛け持ちするような場合より柔軟な選択肢となる可能性があります。

 
実践的な経験を得る

実践的な経験は、フルタイムの仕事に限らず、ボランティア活動、訓練プログラム、アルバイト、インターンシップからも得ることができます。業務を通じて学習できる機会を提供している企業を探してみましょう。一部の職種では、有償トレーニングを提供しているところもあります。また雇用主が主催のトレーニングの有無についても確認してみましょう。

 
スキルギャップを特定する

あなたが習得しているスキルと、求人情報にあるスキルを比較します。不足している領域がある場合は、ギャップを埋めるための教育リソースを探してみましょう。

 
履歴書をITにあわせカスタマイズする

職務ディスクリプションにある言葉を使用し、関連するスキルや経験に重点を置きます。採用担当者の目に留まるよう、応用の利くスキルに関しても記載することが重要です。

 
ネットワーキング

情報交換やITメンターを見つけることに加えて、多くのITプロフェッショナルとのネットワーキングの機会を設けましょう。協会のイベントやネットワーキングカンファレンスなどに参加しましょう。

LinkedInはデジタルネットワーキングのツールとなります。LinkedInプロフィールが最新であること、イベントで出会った人々とつながっていることを確認しましょう。

ポジションが空いた時に採用担当者を紹介してくれるような知人がいれば、就職活動に大きなメリットとなります。実際、LinkedInの2016年の調査によると、求職者の85%がネットワーキングを通じて仕事を見つけているといいます。ネットワーキングの効果はとても大きいのです。

 
粘り強くあること

具体的かつ実行可能な目標を設定し、決めた期限内に達成できるようベストを尽くしましょう。諦めずに前進あるのみです。努力と粘り強さを持ち合わせることで、IT業界へのキャリアチェンジはもちろん、目指すキャリア目標を達成することが可能です。

 
忍耐強くあること

キャリアチェンジには時間と忍耐と実践が必要です。また一度にたくさんの事に挑戦するのではなく、時間をかけ、辛抱強く新しいスキルを学びましょう。誰もが自身のペースで学び、一夜にしてITプロフェッショナルになれる人はいないということを忘れないようにしましょう。

自分に合うIT業界のキャリアについて決めかねていますか?診断からヒントが得られるかもしれません。