〜CompTIA認定資格をMCSA(Microsoft
Certified Systems Administrator)の選択科目として提供〜
【2001年11月5日 東京】
CompTIA(コンプティア:コンピュータ技術産業協会)は、CompTIA認定資格A+、Network+、Server+が、11日に発表されたMicrosoft社の新たな資格MCSA(Microsoft
Certified Systems Administrator)の選択科目として組み合わされたことを発表致しました。CompTIA A+、Network+及びServer+は現在MCSAに統合されている唯一のサードパーティ資格です。
MCSAは主に中規模のシステム環境で業務を行うIT技術者の為にデザインされた資格です。MCSAの資格取得には少なくとも6ヶ月から12ヶ月のクライアント及びネットワークOSを管理する経験を持つことを推奨しています。
「すでにCompTIA A+、Network+、Server+を取得している受験者は、MCSAで必要とされる選択科目の代わりにあてることができます。CompTIAの認定を手許に受けていれば、すでにMCSAの必要とする重要な部分を満たすことになります。」とMicrosoft
training and certificationのゼネラルマネージャーであるRobert Stewart氏は話しています。
Robert Stewart氏によると、CompTIA認定資格がMCSAの選択科目として選ばれた理由として、IT業界でのそれらの関与とグローバルな認知が挙げられ、CompTIA認定資格がその開発工程を通してIT業界の維持と発展に貢献している点を挙げています。
「Microsoft社とCompTIAの資格認定の連携は、多くの人材が、キャリアパスの描かれたITフィールドに足を踏み入れることを助けるという、CompTIAのIT業界全体に渡るイニシアチブを一層高めることになります。これは、A+とNetwork+又はServer+の組合せで認定をすでに受けている方にはすばらしいニュースです。多くの方々がCompTIAからスタートし、より高いレベルのITベンダーの認定試験やキャリアへのつなぎ役として利用します。CompTIAのA+、Network+、Server+をすでに取得しているネットワーク技術者やシステムアドミニストレータ、ネットワークエンジニア、アナリストのようなキャリアに目標を置く誰もが、MCSAを取得したくなるでしょう。」とCompTIA
vice president of certificationのLutz Ziobは話しています。
CompTIA認定資格のMicrosoft社による認知は、「IT業界の中立的な資格認定プログラム」がMCSAやより高いレベルの資格の潜在的な受験者を導く事に、Microsoft社が関心をもったということです。今回の連携は、多くの技術的にスキルをもった人材がMCSAという目標設定を得ることができ、MCSAの取得を促進するでしょう。
「IT教育を行う多くのトレーニング機関や学校機関は、すでにMCSAのいくつかのコンポーネントを扱っているでしょうし、今回の統合は歓迎していることでしょう。」とLutz
Ziobは話しています。
詳細情報に関しては、http://www.microsoft.com/japan/partners/mtc/mcp/mcsa.htmをご覧下さい。