CompTIAは、2008年初め、CompTIA
Security+認定資格所有者数が全世界で、5万人を超えたことを発表した。
コミュニケーションセキュリティ、インフラストラクチャセキュリティ、暗号化技術、業務・組織面でのセキュリティの実務能力を評価するCompTIA
Security+取得者は、全世界130カ国で活躍している。
企業のセキュリティに関わる業務を行う2,000以上のITプロフェッショナルを対象にした2008年のCompTIA調査では、CompTIA
Security+などのセキュリティ認定資格の取得を必須とする企業数の増加が見られた。アンケートに参加した企業の約3分の1が「一部または全てのITスタッフにセキュリティ認定資格の取得を必須としている」と回答している。
「セキュリティ認定資格は、サーバーやネットワークダウンタイムの低減や、生産性に影響を与えるインシデントを減らせることから、企業は年間平均675,000ドル以上の経費を削減することができる。」CompTIAのスキル開発VP
Michael Robieは言う。「CompTIA Security+認定資格を保持するITプロフェッショナルは、セキュリティインシデントを未然に防いだり、セキュリティ違反が発生した際、損害を最小限にするために効果的な対応を行ったりすることができます。」
CompTIA Security+は、プロフェッショナルサービス、農業や食品、情報技術、テレコミュニケーション、金融、医療、行政、米軍等を含む、広範囲に渡る組織により活用されていて、システムやネットワークのセキュリティを日々管理しているスタッフメンバーのスキルベンチマークとして認知されている。
改訂バージョンのCompTIA Security+認定資格試験(英語版)は、2008年の第4四半期に提供が開始される。改訂が実施されることにより、認定資格試験に最新の技術を
取り入れ、技術者および企業に必須とされるスキルが確実に反映されるようになる。CompTIAでは、試験内容を継続的にレビューしており、各認定資格ごとに2〜3年ごとに改訂が実施される。改訂CompTIA
Security+では、「特定のセキュリティ問題を認識することができる」能力よりも、「特定のセキュリティ問題の正しい取扱いができる」能力に重要性を置いている。
CompTIA Security+詳細については、こちらからご覧ください。
http://www.comptia.jp/cont_certif_10.html
CompTIA Security+改訂については、こちらからご覧ください。
http://www.comptia.jp/cont_certif_10_02.html