CompTIA米国本部は、CompTIA A+認定資格試験の一部アップデートを行うことを発表しました。新しいCompTIA
A+の出題範囲ではWindows 7オペレーティングシステムに関連した出題項目が追加されます。
Windows 7 に関する出題項目は、2011年1月から現行CompTIA A+試験(試験番号:220-701/220-702)に組み込まれる予定です。(日本語試験アップデートについては、詳細のスケジュールがまだ決定していません。スケジュールについては、決定し次第、CompTIA日本支局Webサイト、メールニュースなどでご案内をさせていただきます。)
「著しく発展を続けるIT技術の分野では、IT人材のスキルを継続的にアップデートすることの必要性が重要と考えられています。CompTIAは、認定資格試験の出題範囲を定期的にアップデートすることで、ITプロフェッショナルの受験者の方々のスキルを最新の技術動向に則したものにできると考えています。」CompTIAのskills
certification, senior VP Terry Erdleは述べています。
今回の改訂は、ASI Electronics、HP、Lenovo、 Ricoh、 Sharp、 その他企業の代表から構成されているCompTIA
A+認定資格顧問委員会からの推奨で実施されました。
2009年に発表されたWindows 7 は、ホーム・ビジネス目的のデスクトップ、ラップトップ、タブレットPC等のPC、メディアセンターPCに使われるマイクロソフト社から提供されているオペレーティングシステムです。
Windows 7 の出題項目は、CompTIA A+認定に必要となる2試験、CompTIA A+ Essentials
(220-701)および、CompTIA A+ Practical Application (220-702)
の両方に追加されます。
新しい出題項目は、下記の出題分野に追加されます。
CompTIA A+ Essentials (220-701) : 第3章(オペレーティングシステム)、第4章(ソフトウェアとネットワーク)
・ CompTIA A+ Practical Application (220-702) : 第2章(オペレーティングシステム)、第4章(セキュリティ)
新し出題項目は、現行の試験への定期的アップデートとして加えられ、2011年1月より配信が開始されます。このアップデートを受け、各トレーニングパートナーから、既存のトレーニングコンテンツに対する必要な補足が実施される可能性があります。
「CompTIA A+は、仕事の役割や責任に関わらずITエンジニアに世界共通とされるコアスキルや知識を測る、包括的なものさしとなります。また、ITキャリアをスタートさせる際に最適な認定資格として業界では認知されています。」
CompTIA A+認定資格は、インストール、予備メンテナンス、ネットワーク、セキュリティ、トラブルシューティング、カスタマサービス、コミュニケーション等の分野における能力を評価するISO/ANSI認定の認定資格です。1993年の配信以降、世界中で75万人以上がCompTIA
A+の認定資格を取得しています。 |