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企業はクラウドの選択に対しより慎重姿勢に
(CompTIA米国本部調査)

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<CompTIA米国リリースはこちらから>
COMPANIES BECOMING MORE MEASURED IN USE OF CLOUD COMPUTING OPTIONS, NEW COMPTIA STUDY FINDS
 

企業は、クラウドコンピューティングに重点的に投資を行う一方で、そのテクノロジーに関してより精緻化しさらに精通していることがCompTIAの調査で明らかになった。

CompTIAの調査「クラウドコンピューティングの動向」では、90%を上回る企業が何らかの形でクラウドコンピューティングを利用していることがわかっている。しかしながら、多くの企業が自社の利用度合を「全面的な稼働」ではなく、「非クリティカルな利用」と評価している。前者を回答している割合は、2016年33% に対して、2014年42%。後者を回答している割合は、2016年38% に対して、2014年27%であった。

「このデータは、企業は後進しているという結論につながる恐れがあります。」CompTIAのテクノロジーアナリストシニアディレクタであるSeth Robinsonは言う。「実際は、ユーザーがクラウドコンピューティングの特性に対する理解を深める一方で、クラウド市場や問題は精緻化(リファイメント)されているのです。」 

調査では、大半の企業がクラウドソリューションを利用して1年〜5年になることが明らかになった。5年以上の利用を報告しているのはわずか6%の企業。その他の23%は、利用して1年未満となる。

「これは、依然としてかなりの企業がクラウドのコンポーネントを学んでおり、その試験や準備、また移行の初期段階にあることを思い出すきっかけとなります。」Robinsonは言う。

Software-as-a-Service(SaaS)は、最も多く利用されているサービスモデルである(調査対象企業の74%が利用を回答)。しかしInfrastructure-as-a-Serviceは、現在の42%が利用しており、今後数年間で最も急成長するモデルになる可能性がある。Platform-as-a-Service(利用率33%)においても、企業が開発アプローチを策定することで成長が見込まれる。 

また、アプリケーション利用に関するデータから、どのようにITは運用され、どの部分にクラウドが採用されているか理解することができる。大半のアプリケーションにおいて、クラウドの利用を報告する企業数に大幅な減少が見られた。一方で、オンプレミスの利用を報告する企業、特定のアプリケーションの実装方法について決定していないとする企業が共に増加する結果となった。

「このようなリバランスは、クラウド市場全体の下降を示すものではありません。」Robinsonは説明する。「クラウドは、大きなITランドスケープのなかで堅固な部分であり、IT支出の大部分がクラウドテクノロジーにシフトするとされています。クラウドサービスは、ビジネスの可能性を広げると同時に、予算も拡大するものです。」 

大企業(従業員数500名以上)では、「コスト削減」がクラウドの利点として再び上位にあがった。中規模企業(従業員数100-499名)と小規模企業(従業員数100名以下)は、「設備投資の削減」により関心があることがわかった。

CompTIAの調査「クラウドコンピューティングの動向」データは、様々な業界におけるビジネス/ITエグゼクティブ500名のオンラインサーベイにより集められた。サーベイは、2016年7月に実施。
完全な調査内容は、以下サイト先より無償で閲覧が可能となる。
https://www.comptia.org/resources/trends-in-cloud-computing-2016

 
 
 
 
 
 
 


 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
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