ワールドワイドで100ヵ国以上の国と地域で取得されている認定資格を提供するCompTIA日本支局(本部:米国イリノイ州/日本支局長 Dennis
Kwok)は、セキュリティ分野の人材不足を解決するため、CompTIAが提供する「CompTIAスカラーシップ・プログラム」を活用し、2018年9月より、アクセンチュア株式会社、株式会社シマンテック、日本マイクロソフト株式会社、Planetway
Corporationと連携し、学生に対するセキュリティ人材育成の支援を強化することを発表しました。
【連携の背景】
CompTIAでは従来、学生のITスキル育成支援として「CAPP Academy Program ※5」を無償で提供しています。また、2018年5月からは、学校機関と産業界との連携を強化する「CompTIAスカラーシップ・プログラム
※6」の提供を開始しました。近年、学校機関の情報セキュリティ教育においては、最新のハードウエア、ソフトウエア、ノウハウ等に触れる機会は整備されていていますが、体系的、継続的に情報セキュリティ人材を輩出できる仕組みについては欠如しているのが現状です。CompTIAではそれらのギャップ解消に取り組んでおり、学生が変化の激しい情報セキュリティ分野の最新動向に的確に対応できるよう、学校機関と外部組織との連携を積極的に活用できる体制を作りたいと考えていました。
「国策だけでのセキュリティ人材不足への対応は、スピード感や育成する人材数への対応が困難であり、民間でも対応可能な施策を実施すべき」との考えと、「将来を担うセキュリティ人材として、学生に適切なセキュリティスキルを身に着けてもらいたい」という各社の思惑が一致し、共同でセキュリティエンジニアを目指す学生への支援をすることとなりました。
<(※5) CAPP Academy Programとは>
CAPP Academy Programは、CompTIAがワールドワイドで提供している学校機関や非営利/政府系のトレーニング機関を対象としたプログラムです。
本プログラムでは、IT業界で広く認知されているIT認定資格の取得支援や、習得した知識とスキルをより実践的なスキルとして育成するため「スキル実践」の場の提供や、「キャリア育成」の支援などの活動を実施しています。