2015年1月30日(金)にCompTIA日本支局主催による「CompTIA人材育成サミット2015」が開催されました。
今年の人材育成サミットでは、「クラウド時代を勝ち抜く人材に求められるスキルセットと育成方法」というタイトルのもと開催されました。
クラウドの導入が進められていく中、社内でクラウドを導入する上で、またサービスとしてクラウドを提供する上で必要となるスキルや、その育成方法を再度考える場とさせていただきました。
さらに、人材育成モデルとして、CompTIA認定資格の取り組みを頂いている企業様より、認定資格のねらいや活用方法についてご案内をいただきました。
セミナー当日は、東京にも雪が降り、当日皆様にお越しをいただけるか心配ではございましたが、定員近くの皆様にお集まりいただき盛会のうちに終えることができました。お足下の悪い中お集まりいただきました皆様、誠にありがとうございました。
当日、ご講演をいただきました皆様には、この場をお借りいたしまして改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
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セミナー内容やセミナー内でご紹介された内容につきまして、ご質問やより詳細な内容を御希望の場合は下記までご連絡をください。
CompTIA日本支局(担当:吉村) TEL:03-5226-5345/e-mail:[email protected] |
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タイムスケジュール(それぞれリンクのある項目をクリックすると詳細がご覧いただけます。) |
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12:30 |
受付開始 |
13:00〜13:10 |
CompTIA人材育成サミット2015開催のご挨拶 |
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CompTIA
Asia Pacific Vice President Dennis Kwok |
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13:10〜14:10
基調講演 |
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社団法人クラウド利用推進機構
総合アドバイザー 吉田 雄哉 様 |
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14:10〜14:30 |
休憩 |
14:30〜16:10
人材育成モデル紹介 |
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16:10〜17:00 |
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CompTIA
Senior Vice President, Global Business
Development John McGlinchey |
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【基調講演】
クラウド時代を勝ち抜く人材に求められるスキルセットと育成方法
社団法人クラウド利用推進機構
総合アドバイザー 吉田 雄哉 様 |
今回のセミナーでは、基調講演として、全国でクラウドの利活用に関するセミナーや研修にてパブリッククラウドエバンジェリストとして活躍をされている、社団法人クラウド利用推進機構
総合アドバイザーの吉田様にご講演をいただきました。
講演の中では、改めて「クラウド時代」とはどんなことが変わったのかをお話いただきました。このクラウド時代で企業にとって大切なことは、「変わり続ける環境への適応」していくことであるとお話がありました。
従来からあるニーズと、これらのニーズをかなえていくテクノロジーの進歩を柔軟に受け止め、環境に適用していく必要があります。
では、この環境に適用していく上で、必要となるスキルとして、吉田様は下記の3つを挙げていらっしゃいました。
・コアとなる分野の基礎力
・情報の共有やコラボレーション
・ポジティブなマインド
クラウドだからといって、技術的な基礎スキルは必要不可欠となります。また、この基礎力の育成こそが、実は最も時間を要する育成である場合があります。しかしながら、基礎スキルができていることから、日々変わるクラウドの最新トレンド技術にもしっかりとついていけるだけのスキルを身に付けることができるとお話をされていました。
最後に、「スーパーマンは突然現れず、日々当たり前のことを当たり前に実施し、育成することが大切」というメッセージに、参加者の多くの皆様がご賛同されていたようでした。
ご講演をいただきました吉田様、誠にありがとうございました。 |
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【人材育成モデル紹介】
IT環境と市場変化に合わせた人財育成への取り組み
株式会社内田洋行
執行役員 公共本部 メジャー&パブリックシステムサービス事業部
事業部長 三好 昌已 様 |
「公共」「オフィス」「情報」を事業の3つの柱とする株式会社内田洋行様では、65% がICT系のビジネスとなり、グループ全体でICTビジネスへの強化を図られています。
特にネットワークテクニカルセンターでは、地域、教育、企業の3分野に情報基盤を提供すると共に、運用支援等のサービスを提供されています。
このネットワークテクニカルセンターでは、3年目までの若手エンジニアを対象に人材育成計画が導入されています。
この育成計画の中で、CompTIA認定資格は、ベンダーに依存せず体系的に実践的な知識を学ぶことができるという点を評価いただき、CompTIA
Network+、CompTIA Server+、CompTIA Security+などが、SEの基礎スキル習得の柱として導入をいただいています。
将来的には、どの分野の認定資格を取得している人材が何人いるといったスキルを可視化することにより、より効率的に付加価値の高いサービスを提供していくことを目指されています。
ご講演をいただきました三好様、誠にありがとうございました。 |
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【人材育成モデル紹介】
IT環境と市場変化に合わせた人財育成への取り組み
JBサービス株式会社
取締役上級執行役員 ITサービス事業部長 田中 英昭 様 |
高品質のITサービスを、構想・企画から運用・保守まで提供するJBサービス株式会社様では、ビジネス環境の変化に伴い保守サービスの売り上げがダウントレンドとなってきていることから、人財のスキルシフトが不可欠な状況になってきました。
このスキルシフトでは、従来のテクニカルスキルに加え、特化型のサービス技術者や、IT機器保守、インフラ構築、システム運用等等を中核とした高度サービス技術者を育成する方向性を考えられています。また、品質の維持・向上、また新サービスを提供していくためには、自社の人財を育成することが必須と考え、全社的に取り組みを始められました。
この人財シフトの取り組みに伴い、認定資格の取得を一つの手段として実施されています。CompTIAでは、CompTIA
Network+、CompTIA Security+などの取り組みを開始され、クラウドサービスの提供のため、CompTIA
Cloud+の取得も進められています。これにより、認定資格取得者の数も2年間で2倍近い取得者数になり、サービスの品質向上に貢献しているとご案内をいただきました。
しかしながら、資格の取得は、最終目標ではなく、大切なことは、会社の方向性や事業戦略を自社の全員が共有すること、、また社員一人一人のスキルアップが会社にとってどのように貢献しているかを示すことが重要であるとお話がありました。
人財育成には、多くの時間が必要とされます。JBサービス様も、この手段の一つとして認定資格を活用されていますが、スキルの可視化や効率的に人材育成を進めていく上での効率的な方法であるとCompTIAでは考えています。
ご講演をいただきました田中様、誠にありがとうございました。 |
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【人材育成モデル紹介】
身体障害者の雇用促進プログラムへの取り組みについて
〜自立したITスキルを持つ人材を育成〜
特定非営利活動法人REACH 理事長 竹内 圭 様
シスコシステムズ合同会社 Cisco Networking Academy プログラムマネージャ 長部 謙司 様
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2014年9月、CompTIA日本支局は、特定非営利活動法人REACHが進める身体障害者の雇用促進プログラムへの取り組みに対し、シスコシステムズ合同会社、REACHと協業し、身体障害者の職業能力の向上、またこれに伴う雇用機会の拡充への取り組みを始めました。
障害者の雇用については、法的雇用が定められているにも関わらず、多くの企業では、この雇用率の達成が低く、またICT業界は、最も雇用率の低い業界であるというのが現状です。企業側からすると、雇用の意欲はあっても適切な人材を探す方法がなかったり、また適切なスキルを持つ人材が見つからなかったりという課題があります。
また、一方で、障害者の方は、働きたいという意欲を持ちながら、スキルが足りない、通勤が困難であるといった様々な課題を抱えていらっしゃいます。
これらの両方の課題の一助になればと、3社共同で、この取り組みをスタートしました。
具体的には、シスコシステムズ社が提供するシスコネットワーキングアカデミーの支援により、CompTIAが提供する認定資格「CompTIA
A+」に準拠するコンテンツ「IT Essentials」を利用したトレーニングを身体障害者を対象に実施した後、受講者は「CompTIA
A+」を取得します。これにより、企業の求めるITスキルに則した人材としてREACHより紹介機会を増やし、雇用創出につなげます。
今回のこの取り組みのご紹介により、企業での雇用促進、障害者の皆様の就業機会の創造になることを期待しています。
ご講演をいただきました竹内様、長部様、誠にありがとうございました。 |
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CompTIA調査結果から見るクラウドマーケットの現状と課題
CompTIA Senior Vice President, Global Business Development
John McGlinchey |
本セミナーでのCompTIAからのご案内については、下記のページにてご案内をしています。ぜひご覧ください。
http://www.comptia.jp/event/summit2015/summit_review.html
また当日配布いたしました資料を下記よりダウンロード(PDFファイル)いただけます。
Cloud
Computing - The Global Trend Challenges and Opportunities
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