研究会当日は、「顧客満足度No.1」日立電子サービス株式会社 コンピュータシステム技術学校 校長 山田 保様、教育企画部 企画グループ 大佐古 裕二様より自社の取り組みをご紹介頂きました。
日立電子サービス株式会社様は、日経コンピュータ第10回顧客満足度調査 システム運用関連サービス部門で第1位を取得されました。
現在も、『安心の「電サ」』を合言葉に顧客満足度の維持向上に努められています。
今回の研究会でご紹介いただいたのは、日立電子サービス蒲lの新入社員研修の取り組みについてでした。
新入社員のコアスキルとして、「ITスキルの普遍的基礎」+「ヒューマンスキルの基礎」の2つを習得する目的で8ヶ月間の新人研修を行います。
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日立電子サービス株式会社
コンピュータシステム技術学校
校長 山田 保 様 |
以前は、IT研修に比重が置かれていましたが、顧客視点の人財を作る上では、ヒューマンスキルは欠かせない要素として、2つのスキルをバランス良く習得できるようにカリキュラムが組まれているそうです。
現場に配属後も、本人と所属上長にアンケートを行い、毎年のカリキュラムにフィードバックするなど、現場にあわせ柔軟な対応をされていらっしゃいました。
また、グループを含め全社で取り組まれている、顧客満足度向上のための様々な活動についてもご紹介をいただきました。
顧客満足度の向上には、組織全体が同じ方向を目指していること、そのためには、トップがきちんとした指針を出すことが重要であり、かつ社員一人一人 |
日立電子サービス株式会社
山田 保 様、大佐古 裕二 様 |
が「やるぞ!」という意識を芽生えさせ、維持させなくてはならないというお話は大変参考になりました。
次回の研究会では、日立電子サービス蒲lの取り組みを元に、自社の取り組みの洗い出しを行い、今後の改善点についてディスカッションをしていく予定です。
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なかなか聞けない他社の取り組みに
皆さん真剣に聞かれていました |
受講者の声より |
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新卒研修という切り口だけで見ても、顧客満足度を向上させるためのエッセンスが随所に感じられ、日立電子サービス様にとって顧客満足の向上が、企業文化として根付いているのを実感しました。 |
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そのまま真似できるものではないものの、研修も含めた様々な場面で意識させる工夫をしていきたいと感じました。 |
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日立電サ様のプレゼン大変参考になりました。
教育に対して体系が整えられている点、弊社も目標にすべきと思いました。 |
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CompTIAより
日立電子サービス蒲lは、お客様からのどんなリクエストにも、最良のご提案やサポートができるよう、「ITスキルの普遍的基礎」として新入社員研修の際にCompTIAの認定資格を長く導入いただいている企業の1つです。
今までは、ITスキルという側面から様々な取り組みをご紹介いただいておりましたが、改めて新入社員研修全体のお話をお伺いし、「顧客視点に立つ基礎」を徹底されていることが伺え、大変参考になりました。
最後になりましたが、快くご講演をお受けいただきました、山田様、大佐古様には、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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