2010年1月22日(金)にCompTIA日本支局主催による「CompTIA人材育成サミット2010〜"勝てる"スキルの条件〜」が開催されました。
今年のサミットでは、基調講演として、人材育成施策の中でCompTIA認定資格をご活用いただいている富士ゼロックス東京株式会社 福士様に、同社のサービスを支えるカストマーサポート人材の育成に対する戦略や思いについてお話をいただきました。
また、毎年実施されている「CASP(CompTIA Authorised Service Provider)」の表彰、講演に加え、「CompTIA
Japan ITSC 2009」審査結果と総評について講演がありました。
今年は、CompTIA米国本部とインタナショナル代表として英国支局からCompTIA Vice
Presidentが参加させていただきました。たくさんの方にお集まりをいただきましたこと、
また普段直接ご挨拶をさせていただくことのできないメンバーの皆様にもご挨拶ができましたことを大変喜んでおりました。
80名の定員に対して、参加を希望される方が多く、100名前後の皆様にご参加をいただきました。当日ご参加いただきました皆様には、座席が少し窮屈になり大変申し訳ございませんでした。改めて、お詫びとご参加のお礼をさせていただければと思っております。ありがとうございました。
当日、ご講演をいただきました皆様には、この場をお借りいたしまして改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
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セミナー内容やセミナー内でご紹介された内容につきまして、ご質問やより詳細な内容を御希望の場合は下記までご連絡をください。
CompTIA日本支局(担当:吉村) TEL:03-5226-5345/e-mail:[email protected] |
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タイムスケジュール(それぞれリンクのある項目をクリックすると詳細がご覧いただけます。) |
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【基調講演】
「カストマーサポートの成長戦略実現に向けて〜社員一人ひとりの成長はお客様のために〜」 |
基調講演では、当局の認定資格活用事例や認定資格取得者インタビューでも、たびたびお話を頂戴している富士ゼロックス東京株式会社 ドキュメント・サービス・アンド・サポート本部 サービス管理統括部 計画部 福士様よりお話をいただきました。
通常の活用事例やインタビューの中では、取り組みや求められているスキルのなどはお伝えすることはできるのですが、人材育成にかける「思い」をCompTIAからは伝えることができません。そのため、今回のご講演では、ぜひ皆様に取り組みも含め「思い」や現場に対する「愛情」、そして同社で目指す「お客様のために」という思いをご講演いただきたいということでご登壇をいただくことになりました。
講演の中では、年間に80万回以上、お客様と接点の持つCEの皆様が、お客様にあったサービスをご提供するためにどのようなスキルを身につければいいか、どのような思いを持つべきかといったスキルとマインド、そしてコミュニケーションに対して、同社での人材育成の取り組みについてお話をいただきました。
当日は、満席以上の100名近い方がご講演にお集まりいただき、熱心に聞かれている姿が印象的でした。
富士ゼロックス東京株式会社 http://www.fujixerox.co.jp/tkx/
<ニュースリリース>
2008/01/30
富士ゼロックス東京株式会社 サービス職約1,000名の必須資格をCompTIA認定資格で一本化〜中期事業計画達成に向けた計画的人材育成の運用を開始〜
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CompTIA
Authorized Service Provider (CASP) 表彰 |
CompTIA
Authorized Service Provider (CASP) の2009年度の受賞企業は、以下の2組織でした。
NTTデータ ジェトロニクス株式会社 ビジネスソリューション事業本部/
ジェトロニクス・ソリューション各社
株式会社タクト・マシン・サービス
受賞企業として、株式会社タクト・マシン・サービス様への表彰状、CASP盾の授与が行われました。
プリンター・スキャナ等の周辺機器やパーソナルコンピュータの訪問修理サービスを事業の柱として、お客様にサービスを提供する株式会社タクト・マシン・サービス様では、カスタマエンジニア(CE)を中心に「CompTIA
PDI+」の資格取得を奨励されています。
各メーカーが認定するCEライセンスと中立的なCompTIA認定資格の相乗効果で、業務全体の技術力向上に効果が表れています。また、ビジネス・コミュニケーション・スキル診断(BCSA)及びビジネス・コミュニケーション・スキル・メトリック(BCSM)の実施により、理論的にコミュニケーションの組み立て・活用を意識し、顧客満足度の向上にも効果が表れています。
株式会社タクト・マシン・サービス http://www.tkt.co.jp/
続いて、 NTTデータ ジェトロニクス株式会社様への表彰上、CASP盾の授与が行われました。
主にIT保守サービスソリューションを提供しているNTTデータ ジェトロニクス株式会社 ビジネスソリューション事業部様では、業務拡大及び新たな市場開拓のために、2007年より全国各地のオンサイトサービス拠点、関連会社に対し、「CompTIA
A+」、「CompTIA Network+」、「CompTIA Server+」の取得の推進を開始されました。その結果、現在では各拠点での資格保有者配置率が50〜80%になり、従来の顧客に対し、大規模なクライアントからネットワークに関するマルチベンダー保守契約の受注の獲得や、規模にとらわれないネットワークソリューションやシステムの提案案件の増加につながっています。
NTTデータ ジェトロニクス http://www.nttdata-getronics.co.jp/ |
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【CASP受賞組織 代表講演】
「エンジニア教育への資格制度の有効活用とビジネス推進への効果」 |
CASP代表講演として、 NTTデータ
ジェトロニクス株式会社 ビジネスソリューション事業本部 企画開発部 部長 堀江 和明 様にご講演をお願いいたしました。
JAグループのシステム導入、運用、保守を担当されている同社では、システムの運用のみならず、顧客が提供されている全てのサービスに提供できる人材を育成すべく様々な施策をされています。
その一環として、CompTIA認定資格を導入いただき、現在では、全国5拠点のサービスエンジニアの50〜80%がCompTIAの認定資格を取得されています。
これにより、導入から保守までの一連のサイクルの中で、新たな提案を実施することができ、事業規模の拡大につながっています。
一昨年来の経済状況の中、企業において新しい設備投資などが控えられている中で、限られたリソースやIT環境に対し改善提案をすることにより新たなビジネスチャンスを生み出されたことに、当局と致しましても認定資格、本来の価値を導き出していただけたことを非常にうれしく思っております。
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CompTIA
Japan ITSC 2009表彰
(CompTIA日本支局 インストラクター・トレーナー スキルコンペ2009) |
CompTIA Japan ITSCは、インストラクター及びトレーナーの「講習スキル」のクオリティを競うスキルコンペです。
良質な人材を育成するためには、教える人材に対し高いクオリティを求める機運が高まっており、CompTIA日本支局が2008年より開始されました。今回は、第2回目となります。
「講習スキル」とは、受講者からの信頼の獲得、受講者とのやり取り、講習内容に対する学習意欲の喚起など、講習内容への精通度以外に効果的な講習を実現するために必要なスキルを指します。
このスキルのベースとしては、CompTIAが提供するインストラクタ向け認定資格「CompTIA
CTT+」があります。
審査は、CompTIA CTT+ VBTにおける「12のスキル基準」に基づき、各参加者の講義DVD及びドキュメントフォームを、CompTIA
CTT+ VBT採点委員複数名で採点。採点結果(10〜40点)に基づき、各賞の対象者選出(Gold:38点以上、Silver:36点以上、Bronze:34点以上)を行いました。
厳選な審査の結果、今年のコンペは「受賞該当者なし」ということになり、採点を実施していただいたITSC
アセッサーのウチダ人材開発センタ 取締役 冨田 伸一郎様、アイ・シー・イー株式会社 取締役 大塚 千春様より、応募者全体の総評をお話いただきました。
審査の詳細につきましては、プレスリリースをご確認ください。
CompTIA Japan ITSC(インストラクター・トレーナー
スキルコンペ) 2009 審査結果について
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