CompTIA A+

CompTIA A+

認定資格概要 試験情報 トレーニング新着情報
出題範囲 類似問題 関連教材/トレーニング
導入・活用事例 開発プロセス 他資格との連携

ITキャリアの第一歩は、CompTIA A+で始まります。

CompTIA A+は、ビジネス環境の中でも最も利用頻度の高いPC/モバイルといった「ポストPC」環境であるITのハードウェア/ソフトウェアを理解し、より複雑なIT環境をサポートする際に必要となるスキルと知識を評価する認定資格です。
CompTIA A+は、世界中のITプロフェッショナルのキャリアをより一層強固なスキルでサポートします。

ワールドワイドで100万人以上に取得されているCompTIA A+は、ITキャリアを確立する上で最も重要なIT認定資格の一つです。 新たにIT業界での仕事に就く際も、CompTIA A+の取得により、さらに高いキャリアを目指すことが可能となります。また、既にIT業界で活躍されている方でも、CompTIA A+により、自身のスキルを再検証することにより、より一層高いキャリアを獲得することを可能とします。

CompTIA A+は、様々なスキルを網羅しているベンダーニュートラルな認定資格
CompTIA A+認定者は、既存のデバイスやOS、そしてモバイルに至るまで、現在の広域で多様なIT環境で必要とされるテクノロジーをマスターしています。認定資格者の多くは、より効率的に困難な技術的問題を自信を持って取り扱うことができます。
CompTIA A+は、基本的なスキルを評価
CompTIA A+は、ITキャリアの着実なステップアップのために、さまざまなデバイスでのトラブルシューティング、ネットワーク、セキュリティ等のベストプラクティスを横断的に習得します。また、CompTIA A+では、プロフェッショナルとしての振る舞い、コミュニケーション等についても問われます。
CompTIA A+は、企業に信頼された認定資格
世界中の企業や政府機関では、モバイルとクラウド環境の活用を推進しています。多様なデバイスの実行環境と、ビジネスの活用を遂行できるCompTIA A+の認定者は、世界中の企業や政府機関で信頼を集めています。
CompTIA A+は、世界標準の認定と認証を持つ認定資格
CompTIA A+は、ISO/ANSI認定を取得しています。CompTIA A+の出題範囲と認定資格試験の厳格な開発プロセスは、品質を保証する国際規格にそっており、高い信頼性を維持しています。
CompTIA A+は、IT業界の IT業界による IT業界のための認定資格
CompTIA A+は、IT業界のSME(サブジェクトマターエキスパート)と呼ばれるITプロフェッショナルにより開発され、メンテナンスされています。認定資格試験の出題範囲は、SMEにより開催されるワークショップによりベースが策定され、IT業界全体に実施されるワールドワイドの調査とフィードバックにより内容が決定されます。
CompTIA A+を取得するためには、CompTIA A+ 220-901試験/220-902試験の2つの試験を合格する必要があります。CompTIA A+ 220-901試験/220-902試験は、少なくとも12ヶ月の実務経験、もしくは現場で必要とされるスキルと知識を評価するための試験です。この試験を合格された方は、下記のようなスキルを習得していることを証明します。
・ユーザーのニーズに合わせて構成部品を組み立てることができる
・デバイス、ソフトウェアをユーザのニーズに合わせて構成、設定、メンテナンスすることができる
・ネットワーク、セキュリティ/フォレンジックの基礎を理解している
・ハードウェア/ソフトウェアの一般的な障害を適切、かつ安全に診断、解決、文書化することができる
・適切にトラブルシューティングスキルを使用することができる
・適切な顧客サポートを提供することができる
・仮想化、デスクトップイメージ、展開の基本を理解している

■ CompTIA A+ 220-901(試験番号:220-901)

試験分野 出題比率
第1章 ハードウェア 34%
第2章 ネットワーク 21%
第3章 モバイルデバイス 17%

第4章 ハードウェアとネットワークトラブルシューティング

28%
■CompTIA A+ 220-902(試験番号:220-902)

試験分野 出題比率
第1章 Windowsオペレーティングシステム 29%
第2章 その他のオペレーティングシステム 12%
第3章 セキュリティ 22%
第4章 ソフトウェアトラブルシューティング 24%
第5章 運用手順 13%
出題範囲(試験名称をクリックすると「出題範囲(PDFファイル)」がダウンロードできます。)
日本語版

CompTIA A+ 220-901
CompTIA A+ 220-902
※CompTIA A+取得のためには、上記2つの試験に合格することが必要です。

英語版 CompTIA A+ 220-901
CompTIA A+ 220-902
前バージョンとの
比較
前バージョンCompTIA A+800シリーズからの変更点
試験情報
日本語配信 済(2016年6月22日より日本語試験配信開始)
試験科目 2科目(220-901と220-902の2試験合格で認定)
試験番号 220-901 / 220-902
制限時間 90分
問題数
最大で90問(220-901/902両試験) 選択問題/パフォーマンスベーステスト
※本試験には、パフォーマンスベーステスト(シミュレーション)が出題されます。
パフォーマンスベーステストの詳細については、こちらをご覧ください。
合格ライン 220-901: 100~900のスコア形式 675スコア以上
220-902: 100~900のスコア形式 700スコア以上
受験料(税抜) CompTIA認定資格試験価格をご確認ください。
資格リニューアルポリシー
リニューアル
ポリシー
-資格取得から3年間の有効期限
-有効期限内に、CEプログラム(Continuing Education Program)への登録を完了することで、認定資格試験を受験せずに更新をすることが可能。
-詳細については、「認定資格リニューアルポリシー」をご覧ください。
※PDFデータがうまくダウンロードできない場合は、郵送にてご案内させて頂きます。
 CompTIA日本支局([email protected])に郵送先を記載の上、ご連絡下さい。
前バージョンCompTIA A+800シリーズからの変更点

<セキュリティ>
セキュリティは、単にテクノロジーとしてのセキュリティを学習するだけではなく、管理者、ヘルプデスク/サポート担当者は、セキュリティの企業にとって防衛ラインの最前線であることを理解する必要があります。

出題範囲上でのセキュリティの比率は22%と変更はありません。しかしながら、セキュリティの知識を実際に活用/適用できるスキルに重点を置いています。例えば、実際の試験問題では、セキュリティのベストプラクティスについて「説明してください」と問われるよりも、「使用してください」「展開してください」といったように問われます。
セキュリティ出題範囲に、「増加する典型的な攻撃からどのようなリソースとツールを使用して組織を守る」といった項目が追加されています。例えば、A+902試験の出題範囲3.4とA+802試験の出題範囲2.3の項目を比較してみてください。
セキュリティに関連する出題は、901/902両試験に出題されます。実際、両出題範囲の9つの項目のうち8つは、セキュリティに関連する範囲、もしくは、関連する出題項目があります。


<ハードウェア>

コンピュータデバイスの多様な変化と活用により、ITエンジニアに要求されるスキルは幅広くなってきています。

901試験の出題範囲では、モバイルデバイスのハードウェアに焦点を当てた出題比率が高くなっています。
新しい試験では、PCを中心とする出題の比率は、8シリーズの51%(2項目に分散して出題)から34%に減少しています。
プリンタとPCハードウェア項目は、ハードウェアの出題範囲に集約され、出題されます。

<ネットワーク>
ITサポートなどの役割を担う人材には、ネットワークコマンドなどの基本的なネットワーク環境を理解していることがより求められるようになっています。
企業でのIT環境は、クラウドとオンプレミスシステムの共存が増加しています。これらのシステムとそのユーザーを管理/サポートするためには、クラウドの概念を充分に理解する必要があります。A+900シリーズでは、クラウド、仮想化、またクラウドの核となる技術を理解するための出題がされています。
A+800シリーズの試験同様、900シリーズの試験では、有線/無線ネットワークを設定、管理するために必要となるIPv4、IPv6、DHCP、サブネットマスクといったネットワークの核となる概念とプロトコルに関連するスキルが引き続き問われています。

<モバイルデバイス>
モバイルは、ユーザー個々人がさまざまなタイプの個人向け/企業向けのテクノロジーを使用する上で、欠かせないデバイスとなってきました。
A+900シリーズから新しく追加された8つの出題範囲のうち5つはモバイルデバイスに関連するものです。
モバイルデバイスは、A+800シリーズでは、802試験の1つの出題項目として取り扱われていました。しかしながら、A+900シリーズでは、901試験のモバイルデバイス ハードウェアに加えて、 902試験のモバイルデバイス アプリケーション、OS、セキュリティといった項目でも取り扱われています。このように、既にモバイルデバイスは、単体としてではなく、他の分野に影響を与えるデバイスとなっています。
さらに、トラブルシューティングの項目でも、モバイルデバイスは取り扱われています。

<ソフトウェア、ハードウェア、ネットワークのトラブルシューティング>
さまざまなトラブルに際し、ますます瞬時、かつ正確な判断と解決が求められています。
IT部門/ITスタッフの役割は、デスクトップ/ノートPCの管理・サポートから、センサーやウェアラブルデバイスを含む多種多様なタイプの管理・サポートに拡大しています。
より瞬時に、正確に問題を解決できるスキルが求められています。
トラブルシューティングに際し、ワイヤレス、モバイル、クラウドテクノロジーといった複雑に絡むIT環境を多角的に検討できるスキルが必要となります。
トラブルシューティングは、220-901/902両試験の出題項目に含まれています。A+800シリーズでは、802試験からのみ出題されていました。


<オペレーティングシステム>

効果的、効率的にIT環境を管理するためには、さまざまなデバイスで使われているオペレーシングシステムを横断的に理解しておく必要があります。

A+900シリーズでは、WindowsOSに関連する出題範囲と同様に、業務上で多く利用されているMac OS XやLinuxなどのオペレーティングシステムからも出題されています。
220-902試験では、モバイルデバイスの代表的なOSとして、iOS、Android、Windowsに関連する問題が出題されています。


CompTIA A+ 開発プロセス

■主なCompTIA A+開発プロセス委員会メンバー(米国本部/一部抜粋)
CompTIA A+は、以下のIT業界からの専門家(SMEs)やリーダーによるファンドとサポートにより開発されました。

Department of Defense U.S. Air Force/US Army
Lenovo IBM
HP COMPUCOM
USBank Unisys
Dell Inc. City of Los Angeles

■CompTIAA+日本語試験 SMEs(Subject Matter Experts/50音順)
出題範囲の項目付けや作問、各国語への翻訳開発プロセスの際にご協力をいただいた現場関係者の皆様です。

時田 剛 氏
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
塚本 牧生 氏
沖電気工業株式会社
永井 勝 氏
株式会社クリエイトラボ

神崎 賢太郎 氏
富士ゼロックス東京株式会社

長谷川 長一 氏
株式会社ラック