CompTIA Server+

CompTIA Server+

認定資格概要 試験情報 トレーニング新着情報
出題範囲 類似問題 関連教材/トレーニング
導入・活用事例 開発プロセス 他資格との連携
CompTIA Server+は、国際的に認知されているベンダーニュートラルの認定資格です。CompTIA Server+を取得することで、サーバーのハードウェアやソフトウェアの構築、メンテナンス、仮想化、災害復旧やトラブルシューティング等などサーバー運営上で必要とされるスキルを証明します。
世界中で様々な企業にITエンジニアの育成のため活用されています。

CompTIA Server+は、18ヶ月~24ヶ月のIT実務経験を持つ技術者を対象に開発されています。受験条件として問いませんが、CompTIA Server+認定資格試験を受験する際には、CompTIA A+を取得いただくか、またはこれに相当する実務経験を有することをお勧めします。

認定資格試験では、サーバーの構築、保守、トラブルシューティング、セキュリティ、仮想化を含むサーバーのハードウェアとソフトウェアテクノロジーを保守/運用するためのスキルと知識を評価します。CompTIA Server+を取得することで、環境問題への配慮、災害復旧や一般的なセキュリティ手順と対応の重要性の理解、専門用語やコンセプトの理解、サーバーの役割や仕様、様々に変化するIT環境での影響と対応についても理解していることを証明することができます。

ISP、製造業、ITインテグレーション企業,トレーニングおよびサポート企業等にとって中小規模のサーバ設計・構築および管理技術のスキル標準となっていますので、社員のスキルを証明することができます。

改訂CompTIA Server+(試験番号:SK0-004)の出題内容は、現行CompTIA Server+(試験番号:SK0-003)より、主に下記の内容が改訂されています。

1. サーバー関連の技術について、最新の用語、テクノロジーに改訂
2. インストール、設定、管理、トラブルシューティングなど全ての分野で、より実践に近い形での出題に改定

3.

今回の改定により、さらに拡張された項目/新たな項目とその理由は、下記の通りです。
仮想化:
仮想化されたサーバーでは、インストールから、クラウド上のサーバのようにリモートでハードウェアを管理するといった様々なスキルが必要とされています。
ストレージ:
Storage Area Networks (SAN)よりも、容易にセットアップやメンテナンスができることからNetwork Attached Storage (NAS)がより多く利用されていることを反映しています。

セキュリティ:
従来からのセキュリティ知識を始め、物理的なセキュリティ制御、新たな脅威、またこれらの脅威に対抗するためのツールなど最新のセキュリティ知識が含まれます。
ソフトウェア・ディファインド・ネットワーク(SDN)とクラウド:
クラウドコンピューティングが広く活用されるに伴い、サーバーネットワークに新たな複雑性と課題が生じています。
トラブルシューティング:
サーバーに関連する障害の特定と解決に役立つサーバーエンジニアとしての有効な知識を習得します

仮想化、データセンター、ソフトウェア・ディファインド・ネットワーク、セキュリティリスク、NASなどのテクノロジーやトレンドは、企業におけるサーバー環境は、劇的な進歩を遂げました。仮想化の利用が増えることにより、多くのIT部門はデータセンターとしての役割も担うこととなります。


■CompTIA Server+ Exam
CompTIA Server+では、サーバーの構築、保守、トラブルシューティング、セキュリティ等、様々な環境におけるサーバーの役割や仕様等についての問題が出題されます。
CompTIA認定資格の特徴である実務上必要なスキルを証明するというコンセプトから、トラブルシューティングに対する問題比率が高く、またほとんどの問題は、ケーススタディ形式で出題されます。
【出題内容】制限時間90分 100問 100~900のスコア形式 750スコア以上
試験分野
出題比率
第1章 サーバー設計
12%
第2章 サーバー管理
24%
第3章 ストレージ
12%
第4章 セキュリティ
13%
第5章 ネットワーク
10%
第6章 災害復旧
9%
第7章 トラブルシューティング
20%
出題範囲(試験名称をクリックすると「出題範囲(PDFファイル)」がダウンロードできます。)
日本語版 CompTIA Server+出題範囲
英語版 CompTIA Server+ Objectives
改訂比較表 改訂CompTIA Server+(SK0-004)と旧試験(SK0-003)比較表
試験情報
日本語配信 済(2016年1月18日より日本語試験配信開始)
試験科目 1科目
試験番号 SK0-004(2015年7月31日より英語試験配信開始)
制限時間 90分
問題数
100問
合格ライン 100~900のスコア形式 750スコア以上
受験料(税抜) CompTIA認定資格試験価格をご確認ください。
※PDFデータがうまくダウンロードできない場合は、郵送にてご案内させて頂きます。
 CompTIA日本支局([email protected])に郵送先を記載の上、ご連絡下さい。
CompTIA Server+開発プロセス
■主なCompTIA Server+開発プロセス委員会メンバー(米国本部/一部抜粋)
CompTIA Server+は、以下のIT業界からの専門家(SMEs)やリーダーによるファンドとサポートにより開発されました。
Apex Systems Inc. PC Ingenuity, Inc.
Comerica Bank U.S. Army
■CompTIA Server+ 日本語試験 SMEs(Subject Matter Experts/50音順)
出題範囲の項目付けや作問、各国語への翻訳開発プロセスの際にご協力をいただいた現場関係者の皆様です。
時田 剛 氏
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
塚本 牧生 氏
沖電気工業株式会社
古田 拓 氏
オムロンフィールドエンジニアリング株式会社
永井 勝 氏
株式会社クリエイトラボ
平山 敏弘 氏
日本IBM株式会社
渡邉 由久 氏
富士ゼロックス株式会社
神崎 賢太郎 氏
富士ゼロックス東京株式会社