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米国国防総省での情報保証の役割を担う人材に必須とされるCompTIA認定資格

2019/05/20

2021/06/16更新

米国国防総省(The U.S. Department of Defense: DoD)は、効果的にDoDの情報、情報システム、情報インフラを守るため、十分なスキルを持ち資格を取得した、マネージャ、エンジニア、コントラクタ、そして、特権的アクセスをもつユーザーなどすべての情報保証を必要とする人材に対し、「DoD Directive 8570.1M(米国国防総省指令8570.1M )」への準拠を要求しています。

国家の安全に重要な仕事であるDoDに携わる全員の知識とスキルが高い水準のレベルであることを保証するため、DoDでは、様々なCompTIA認定資格の取得を必須としています。

【対象CompTIA認定資格】

CompTIA A+は、IT技術者の基本スキルを評価するワールドワイドで活用されている認定資格です。
「ポストPC」環境のハードウェア/ソフトウェアのスキルが網羅されています。
CompTIA Network+は、ネットワークの設計・構築、管理・運用に必須とされるスキルを網羅した認定資格です。最新の改訂では、セキュリティの出題がさらに強化されています。
CompTIA Security+は、セキュリティ概念、脅威や脆弱性、ツール、対応手順に関連するスキルや、セキュリティインシデントの発生を予防するため定期的に実施されるべき運用手順などのスキルを評価する認定資格です。
CompTIA CySA+は、組織の重要なインフラやデータのセキュリティを維持するために必要となる脅威検出/脅威分析のツールを使用、アウトプットの分析、監視するスキルを評価する認定資格です。
ペネトレーションテストの手法、脆弱性評価、攻撃があった際にネットワークを回 復するためのベストプラクティスを学び、組織におけるITセキュリティ全般的な状 態の改善を図るための戦略を提案できるスキルを評価する認定資格。
CASP+(CompTIA Advanced Security Practitioner+)は、より高度なITセキュリティスキルのニーズに応え開発されました。複雑化するセキュリティインシデントに対応できるように、俯瞰的に思考し、明確なセキュリティソリューションを実装できるスキルを育成する認定資格です。
クラウドの運用やクラウドサービスの提供など、クラウド環境で業務を実行するIT エ ンジニアが必要とされるセキュアなクラウド環境の実装と運用・管理、仮想化などの 技術に対するスキルを評価する認定資格。




【DoD Directive 8570.1M(米国国防総省指令8570.1M )で承認を受けているCompTIA認定資格】

DoD 8570.01-m Approved Certifications from CompTIA_2.png * CompTIA PenTest +は、CSSP Analyst、CSSP Incident Responder、CSSP Auditorに対して承認されています。