米国本部サイト: CompTIA Cloud Essentials+ vs. CompTIA Cloud+: How to Choose
90%以上の企業が、少なくとも一部の作業をクラウドに移行していることから、ビジネスや運用の観点からみた「クラウドの重要原理」を理解する意思決定者、アナリスト、プロセスオーナーがこれまで以上に必要とされています。
年内に配信を予定している改訂CompTIA Cloud Essentials+(試験場号:CLO-002)*は、クラウドテクノロジーとそれらがビジネスに与える影響に関連した、明確かつ意識的な決定を行うために必要な知識とスキルを評価します。改訂CompTIA Cloud Essentials+認定資格の詳細および、CompTIA Cloud+との違いについて理解を進めてみましょう。
クラウドビジネススキルを証明する意義
ビジネスにおける洞察力は、ITプロフェッショナルに不足しがちなスキルの一つであり、そうしたスキルに焦点を置いた認定資格は、企業のニーズを満たす要素となります。改訂CompTIA Cloud Essentials+の取得者は、クラウドのユースケースや財務上の影響、テクノロジー、展開モデルを評価することができるため、データに基づいたクラウドの推奨を行うことができます。
本資格は、クラウドサービスプロバイダーに勤める意思決定者やビジネスアナリスト、プロセスオーナーに限らず、企業のクラウド関連の意思決定に関わるITプロフェッショナルに最適です。さらに、改訂CompTIA Cloud Essentials+は、マネジメントレベルのプロフェッショナルとしての必要スキルを証明し、クラウドへの基本的手法や、クラウド業務の移行・管理によるビジネスへの影響に対する理解を確かなものにします。
改訂CompTIA Cloud Essentials+認定資格は、クラウドの概念や原理のみならず、クラウドのビジネス上および財務上の影響を理解し、ソリューションプロバイダーとの連携に必要となる多様化する知識、スキル、能力(KSA)を扱います。ベンダーに依存しない、クラウドに特化した唯一の業界認定資格である本資格は、ITビジネスにおけるクラウドの製品やサービスの実問題と実用的なソリューションに焦点を当てながらも、最新のクラウドテクノロジーや導入方法を反映しています。
改訂CompTIA Cloud Essentials+認定資格は、以下に関する理解力を評価します。
● 包括的なクラウドアセスメントの実施
● 財務・ビジネス的側面からみたクラウド製品やサービスの決定
● データ管理や運用支出などクラウドやそのサービスに関する運用上の考慮事項
● クラウドサービスの決定によるガバナンス、リスク、コンプライアンス、セキュリティへの影響
改訂CompTIA Cloud Essentials+とCompTIA Cloud+の違いは?
両試験は、非常に異なるものでありながら、どちらも補完的役割を果たす認定資格です。改訂CompTIA Cloud Essentials+は、テクニカル面に重点を置く認定資格ではないことから、非ITプロフェッショナルにも適していて、CompTIA Cloud+またその他のIT認定資格に対する補助的な役割を担います。
改訂CompTIA Cloud Essentials認定資格試験(CLO-002)は、2019年後半に配信予定としています。ベータ試験は7月12日まで利用可能です(2019年6月現在)。
*CompTIA Cloud Essentialsは、改訂試験(試験場号:CLO-002)より名称が「CompTIA Cloud Essentials+」に変更となります。
改訂CompTIA Cloud Essentials+(試験番号:CLO-002)日本語試験は、2020年6月29日より配信開始予定です。(英語試験は、2019年11月12日より配信開始をしています。)(2020年6月12日追記)