米国本部ブログ: Get Certified and Get Promoted: How IT Certifications Can Propel Your Career
認定資格の取得は、キャリアのいかなる時点であっても、ITプロフェッショナルにとってプラスになります。学生から転職者、エントリーレベルまたは、数年の経験を持つITプロフェッショナルに至るまで、IT認定資格に投資するタイミングについて考えるのは自然なことです。しかし、最近のIDCの調査から、新たなITの職務に就く前に、認定資格を取得することの有効性が明らかになりました。CompTIA認定資格を取得することで得られるメリットは、初日もしくはそれ以前からうまれます。
CompTIA認定資格は昇進にとっての好ポジションをつくります
IDCの調査では、新たなIT職務に就く前から認定資格を取得しているITプロフェッショナルは、取得しないITプロフェッショナルよりも約23%早く昇進することがわかりました(平均14か月に対し17か月)。また、その時期が早まるだけではなく、昇進の可能性も高いことがわかっています。
採用から1年以内において、職務にあたる以前より認定資格を取得している人の58%が昇進し、職務後に取得した人においては53%が昇進しているという結果でした。小さな違いではありますが、給与と役職が関係することですから、周りより一歩リードするため準備するに越したことはありません。
CompTIA認証資格の取得者は、取得のタイミングに関わらず、取得しないITプロフェッショナルよりも多く昇進しています。これは、根底にあるスキルや信頼によるもの、または特定の職務に必要なIT認定資格であることなど多くの要因に起因します。
CompTIA認定資格は自信を与えます
職務における満足度と自信は成功に大きく起因します。IDCの調査によると、新たなITの職務に就く前から認定資格を取得しているITプロフェッショナルは、未取得者と比べて新しいテクノロジーに関連した業務に対する自信度が16%高いことがわかっています。
CompTIA認定資格は、業界全体に普及する基盤テクノロジーの構造的かつ実務的な知識を評価します。また、ベンダーニュートラルであることから、特定のハードウェアまたはソフトウェアに制限されたコマンドに焦点を当てるのではなく、テクノロジーの背後にある原則を問います。
これは、CompTIA認定資格を取得するITプロフェッショナルが、(テクノロジーを)機能させる方法だけに限らず、なぜ機能するのかといった全体図を理解していることを意味します。業務のベストプラクティスと、ベンターに偏らない知識を備えていることで、テクノロジーの全体図を捉えるためのマインドセットを持つことになるのです。
テクノロジーが変化しても、それらがどのように機能し、どう既存のものに適合するかといったメカニズムの理解につながります。さらに、新しいテクノロジーの応用について提案することができることから、彼らのキャリアアップにつながるのです。
認定資格の取得でキャリアアップを図りましょう
もちろん、すべてのキャリアパスが同じとは限りません。一部の人は、早い段階でIT認定資格を取得することが資金や時間の点において難しいこともあります。また、働いてしばらくの間まで、IT認定資格について学ぶことも、その重要性を知る機会がない人もいます。このような状況にある人々はどのポイントであっても、CompTIA認定資格を取得することで、キャリアを築き、さらに前進させることができます。
IDCの調査が示していることは、初めてのIT職務に就く前にCompTIA認定資格を受験し取得することに価値があるということです。教育機関にとってもこれは明確で、学生が就職する前にCompTIA認定資格を取得することで、卒業後もスキル、自信、キャリアの満足度の向上につながる強力なキャリア開発のツールを手にすることになります。