CompTIA日本支局は、2021年に20周年の節目の年を迎えました。
これを記念して、CompTIAを開設当初よりサポートいただいている企業や学校機関、パートナー企業の皆様にアンケートを実施いたしました。
今回のアンケートは、長年CompTIA認定資格をご活用いただいている日信ITフィールドサービス株式会社 漆坂 典東様です。
ありがとうございます!
CompTIA日本支局:
CompTIA認定資格への取り組みを始められて何年程経過されましたか。
漆坂様:
正確には把握しておりませんが、およそ18年になると思います。
CompTIA日本支局:
最初に、CompTIAをお知りになったきっかけを教えてください。
漆坂様:
米国で発足された認定資格紹介記事と、見出し新聞広告と記憶しております。一面広告であった記憶がございます。
CompTIA日本支局:
CompTIA認定資格の最初の印象を教えてください。
漆坂様:
当時はベンダー依存型の資格が多々あり、ITコア知識でさえ、ベンダー独自の解釈や用語を、都度習得する必要がありました。主流となるITを見極め、習得する技術を選択することに大変苦労していた記憶があります。そこに、CompTIA殿の資格概念を知りました。IT標準化を目指す資格体系は社員のITコアスキルやITリテラシー向上によるIT基礎能力の底上げ、そして、ITトレンドへの対応力向上への有効性を感じ、弊社人材育成プランに必要なスキルセットとして導入しました。人材育成には時間とコストがかかりますが、効率的かつ効果的な資格を探していた弊社にとって、ベストマッチの認定資格となりました。
CompTIA日本支局:
長年ご存じの中で、CompTIAの変わらないところを教えてください。
漆坂様:
新しいIT知識が整理、標準化され、その内容が試験に反映されており、有効な資格が古いIT知識にならない事です。そして、何よりも、板見谷様の長年のエバンジェリスト活動ですね。頭が下がります。
CompTIA日本支局:
反対に、CompTIAの変わったところを教えてください。
漆坂様:
以前はCore資格のみで形成されていましたが、資格が階層化され、スキル分野が明確になったことで、業務内容に合わせた、社員各人の資格取得目標設定が計画しやすくなりました。
CompTIA日本支局:
何か思い出に残っていらっしゃることがありましたら教えてください。
漆坂様:
前日本支局長のDennis様が来社され、大きなお声で、弊社の意見に対し、とても感謝され、丁寧に、ご挨拶頂いたことです。
CompTIA日本支局:
今後、CompTIAに期待していることがあれば教えてください。
漆坂様:
今後も、ITトレンドに対応し、実務に生かせる、そして、信頼性のある資格試験の継続、開発をお願いします。また、トータル的なIT技術者の育成の観点から、ITアーキテクト分野などを加えた、キャリアパスの拡充を期待します。そして、難しいかと思いますが、認定資格試験価格を抑えていただければと..。
最後に、20周年おめでとうございます!今後ますますのご発展を期待しています。
CompTIA日本支局:
ありがとうございました!