クラウドに関連するスキルを網羅したベンダーニュートラルの認定資格としてグローバルで高く評価されているCompTIA Cloud+。
改訂CompTIA Cloud+(CV0-003)の日本語試験が2022年1月14日より配信開始!
マルチクラウド環境の運用によりもたらされる新たな課題を解決するため複数の製品やシステムに横断的に必要とされる専門知識を網羅。
ワールドワイドで世界100ヵ国以上の国と地域で取得されている認定資格を提供するCompTIA日本支局(本部:米国イリノイ州/日本支局長 Graham Humter)は、クラウドの構築、運用に必須とされるスキルを網羅したCompTIA Cloud+の改訂試験CV0-003の日本語試験が2022年1月14日(金)より配信開始となることを発表しました。
■CompTIA Cloud+について
CompTIA Cloud+は、ビジネスシステムとデータの高可用性をサポートするセキュアなクラウド環境を維持、展開、自動化する上で必要となるスキルを評価するグローバルな認定資格です。
「マルチクラウド環境での運用は、ミッションクリティカルなアプリケーションとデータストレージをセキュアに展開、自動化するといった新しい課題を生み出しています。CompTIA Cloud+は、これらの貴重な企業の資産を保護するために必要とされるテクニカルスキルを評価します。これは、プラットフォームやクラウドベンダーに依存することなく、より広範囲なクラウドベースのITシステム運用で必須とされるスキルです。」CompTIAのProduct ManageであるRandallEdwardsは述べています。「CompTIA Cloud+は、このスキルを評価するために認定資格試験では、パフォーマンスベースド試験を導入している唯一のクラウド系認定資格です。」
一般的なITシステムに限らず、ヘルスケア、航空関連、防衛など様々な分野でクラウドエンジニアのニーズが高くなっています。CompTIA Cloud+は、クラウドエンジニア、セキュリティアーキテクト、セキュリティエンジニア、システム管理者、クラウドスペシャリストといった職務に関連する人材のスキルを育成、評価するために最適な認定資格です。
■改訂CompTIA Cloud+について
CompTIAでは、それぞれの認定資格が正しく必要とされるスキルを評価できるように2~3年ごとに認定資格で評価するスキルセットの改訂が行われます。
今回のCompTIA Cloud+の改訂での重点項目は、下記の通りです。
今回の改訂試験は、IT系企業だけではなく、防衛関連組織、建設業界など幅広く業界を代表するクラウドプロフェッショナルからのインプットをもとに開発されました。
CompTIA Cloud+は、ANSIによりISO17024認定されています。また、米国国防総省指令 8570.01(DoD Directive 8570.01)により承認されたクラウド系の唯一の認定資格であり、IAMレベルI、CSSPアナリスト、CSSPインフラストラクチャサポートの人材に対して活用されています。
CompTIA Cloud+は、2~3年程度のITシステム管理、ITネットワーク管理での実務経験を持つプロフェッショナルを対象に開発されています。受験条件とはしていませんが、CompTIA Network+およびServer+、またはこれに相当する実務経験を有することをお勧めしています。
改訂CompTIA Cloud+の詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
改訂CompTIA Cloud+
CompTIAでは、日本語版の関連教材も随時提供予定です。
【CompTIA(コンプティア)について(https://www.comptia.jp)】
1982年、様々なIT規格の標準化を提言するため、ITベンダーとパートナー企業がオープンな対話を行う場となるべくグローバルなIT業界団体としてシカゴで設立。1990年、IT業界の活動を反映するべく、名称をCompTIA( the Computing Technology Industry Association)に変更。欧米を中心とし10拠点に拡大し、2001年4月にCompTIA日本支局を設立。
2018年現在、CompTIA(コンプティア)は、ICT業界を中心に2,000社以上のメンバー企業、3,000社以上の学校機関、トレーニング関連の企業とのパートナーシップを締結し、数万人を超えるITプロフェッショナルのコミュニティを運営しています。IT業界団体として、ITハードウェア/ソフトウェア、サービスを提供する企業や、業界のキーとなるITプロフェッショナルなどの成功と成長に貢献できるよう、ITに携わる企業や個人の利益を高めるための「教育」、CompTIA(コンプティア)認定資格での「認定」、IT業界の声を反映しIT政策に反映するための「政策支援活動」、IT業界への「社会貢献」の4つを柱として活動を続けています。
【CompTIA認定資格について(https://www.comptia.jp/certif/comptia_certificaiton/)】
1993年に、Windowsのリリースを始めとするIT環境の変化に伴い、ITを管理する人材の必要性の高まりから、ビジネス環境において利用されているITハードウェア/ソフトウェアを理解し、より複雑なIT環境の管理、サポート、運用を行うスキルを評価するCompTIA A+の提供を開始。その後、IT環境の変化に伴い、ネットワーク管理者の必要性が高まりCompTIA Network+、セキュリティ人材のニーズに応じCompTIA Security+の提供と、その時代に即した人材を効率的に輩出できるように認定資格が開発されています。CompTIA認定資格は、業界のエキスパートにより開発され、実践力、応用力を評価するベンダーニュートラルの認定資格として、法人を中心にワールドワイドで200万人以上に取得されています(2018年4月現在)。CompTIA A+、Network+、Security+、CySA+、CASPは、認定資格の人材評価の有効性が認められ、IT認定資格としては数少ないISO 17024の認定を受け、信頼性の高い認定資格として評価されています。日本国内では、ワールドワイドのスキル基準での人材育成を行う企業を中心に、導入が進められています。
2019年7月現在、Network+など13分野におよぶ業務に関する認定プログラムを提供しています。
【本件に関するお問い合わせ先】
CompTIA日本支局 https://www.comptia.jp/ 担当:吉村 睦美
email:[email protected]