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CompTIA Data+認定資格が2022年2月28日よりグローバルで提供開始:新たにデータ関連の認定資格によりCompTIAプロダクトロードマップが充実

2022/02/28

新たにデータ関連の認定資格によりCompTIAプロダクトロードマップが充実
CompTIA Data+認定資格が2022年2月28日(米国時間)よりグローバルで提供開始
データサイエンス、システム、データの基本知識に焦点をあてた新たな認定資格


ワールドワイドで世界100ヵ国以上の国と地域で取得されている認定資格を提供するCompTIA(本部:米国イリノイ州)は、急成長するデータスキル市場での人材育成を支援するため、新しい認定資格と関連するラーニングソリューションの提供を発表しました。
データに関連する最初の認定資格であるCompTIA Data+は、2022年2月28日(米国時間)より英語試験、英語版のラーニングソリューションが提供開始されます。

CompTIA Data +は、データドリブン型のビジネス意思決定の構築と促進を職務とするデータアナリスト向けのプロフェッショナル認定資格です。CompTIA Data+と同様にデータに関連する知識とスキルを中心とした認定資格とラーニングソリューションは、2023年から順次導入がされ、エントリーレベル(CompTIA Data Foundations)、その上のキャリアとなるデータ分析の中級レベル(CompTIA Data+)、データシステム(CompTIA DataSys+)、上級データサイエンス(CompTIA DataSci+)が検討されています。

「企業は、ビジネスオペレーションのあらゆる側面でデータの使用が増えるにつれ、データサイエンスとシステムのおける、データに関する基本的な理解から高度な分析まで、さまざまなレベルで多様なスキルを有する人材で構成されたチームが必要であることを学んできました。CompTIA President兼CEOのTodd Thibodeauxは述べています。

この1年の間に、米国では、データアナリスト、データマイニングスペシャリスト、データエンジニア、データサイエンティストといった職種に対して、193,000件を超える求人がありました。この求人の半分以上は、2年以内、もしくは、3~5年の経験値が問われています。また、データ関連のコアのスキルの必要性は、データの特定の職種にとどまりません。データアナリスト、データマイニング、またはデータビジュアライゼーションといった職種に対しても、この1年間に100万件を超える求人がありました。

一方で、CompTIAが実施した「Data Management and Analysis Trends」レポートによると、4社中1社がデータ活用について考えている通りに活用できていると回答をしています。つまり、大多数の企業は、この分野における改善の必要性を認識しています。組織が直面しているデータ関連の課題として報告されている例の上位には、よりタイムリーなデータ分析の必要性が含まれています。これを遂行するためには、複数のデータセットとデータタイプを理解し活用できるスキルが必要となり、現時点では、データ関連のスキルギャップを埋めることが必要と考えられています。

「データサイロ化の問題を解決し、スタッフがデータファーストの考え方を持つべきであると戦略的に検討している組織は、データの可能性を最大限に引き出すことができるでしょう。」Thibodeauxは、こう述べています。

データ関連の職種は、この10年間で最も急速に成長している職業の一つであるとされており、データサイエンティストなどの一部の職種では、他の職種に比べて最大で5倍以上の成長を見せる分野と予測されています。

日本語の認定資格試験、ラーニングソリューションは、提供を予定していますが、スケジュールは未定です。決定し次第、CompTIA日本支局Webサイト、メールニュース等でご案内いたします。


【CompTIA(コンプティア)についてhttps://www.comptia.jp

1982年、様々なIT規格の標準化を提言するため、ITベンダーとパートナー企業がオープンな対話を行う場となるべくグローバルなIT業界団体としてシカゴで設立。1990年、IT業界の活動を反映するべく、名称をCompTIA( the Computing Technology Industry Association)に変更。欧米を中心とし10拠点に拡大し、2001年4月にCompTIA日本支局を設立。

2018年現在、CompTIA(コンプティア)は、ICT業界を中心に2,000社以上のメンバー企業、3,000社以上の学校機関、トレーニング関連の企業とのパートナーシップを締結し、数万人を超えるITプロフェッショナルのコミュニティを運営しています。IT業界団体として、ITハードウェア/ソフトウェア、サービスを提供する企業や、業界のキーとなるITプロフェッショナルなどの成功と成長に貢献できるよう、ITに携わる企業や個人の利益を高めるための「教育」、CompTIA(コンプティア)認定資格での「認定」、IT業界の声を反映しIT政策に反映するための「政策支援活動」、IT業界への「社会貢献」の4つを柱として活動を続けています。

【CompTIA認定資格についてhttps://www.comptia.jp/certif/comptia_certificaiton/

1993年に、Windowsのリリースを始めとするIT環境の変化に伴い、ITを管理する人材の必要性の高まりから、ビジネス環境において利用されているITハードウェア/ソフトウェアを理解し、より複雑なIT環境の管理、サポート、運用を行うスキルを評価するCompTIA A+の提供を開始。その後、IT環境の変化に伴い、ネットワーク管理者の必要性が高まりCompTIA Network+、セキュリティ人材のニーズに応じCompTIA Security+の提供と、その時代に即した人材を効率的に輩出できるように認定資格が開発されています。CompTIA認定資格は、業界のエキスパートにより開発され、実践力、応用力を評価するベンダーニュートラルの認定資格として、法人を中心にワールドワイドで200万人以上に取得されています(2018年4月現在)。CompTIA A+、Network+、Security+、CySA+、CASPは、認定資格の人材評価の有効性が認められ、IT認定資格としては数少ないISO 17024の認定を受け、信頼性の高い認定資格として評価されています。日本国内では、ワールドワイドのスキル基準での人材育成を行う企業を中心に、導入が進められています。

2019年7月現在、Network+など13分野におよぶ業務に関する認定プログラムを提供しています。

【本件に関するお問い合わせ先】

CompTIA日本支局 https://www.comptia.jp/ 担当:吉村 睦美
email:[email protected]