CompTIAの代表的資格の一つであるCompTIA A+の改訂試験CompTIA A+(220-1101/1102)日本語試験が、2022年11月30日より配信開始されました。
改訂CompTIA A+では、リモートワークの増加やクラウドへの移行などの現在のハイブリッドなIT環境を管理するために必要とされるスキルを網羅しています。
ワールドワイドで世界100ヵ国以上の国と地域で取得されている認定資格を提供するCompTIA日本支局(本部:米国イリノイ州/日本支局長 Peter Schalkwijk)は、IT環境の構築、管理、運用/サポートのスキルを評価するCompTIA A+の改訂試験の日本語版が2022年11月30日(水)より配信開始となることを発表しました。
「組織のテクノロジーへの依存度が高まるにつれて、IT運用やサポートのプロフェッショナルは、より幅広く、そしてより深いスキルを必要とし、よりクリティカルな仕事を任されるようになりました。リモートワークの急増により、企業では、社員にどこからでもアクセス可能な環境を提供し、その上で、包括的で効率的なサポート部門が必要となりました。改訂CompTIA A+では、これらのスキルにより焦点があてられ、ハイブリッド環境でのワークフォースの育成に活用できる出題項目となっています。」とCompTIA チーフプロダクトオフィサーのThomas Reillyは述べています。
■CompTIA A+について
ワールドワイドで100万人以上に取得されているCompTIA A+は、ITキャリアを確立する上で最も重要なIT認定資格の一つです。 新たにIT業界での仕事に就く際も、CompTIA A+の取得により、さらに高いキャリアを目指すことが可能となります。また、既にIT業界で活躍されている方でも、CompTIA A+により、自身のスキルを再検証することにより、より一層高いキャリアを獲得することを可能とします。
改訂CompTIA A+は、現在のデジタル世界でITキャリアをスタートするために必要とされる、セキュリティ、ネットワーキング、仮想化などコアとなるテクノロジーを網羅しています。CompTIA A+は、クリティカルなITサポートを実施するためのスキルを証明するためパフォーマンスベーステストが含まれるIT業界で唯一の認定資格です。CompTIA A+は、エンドポイントの管理、技術サポートの職務における人材のスキル育成に広く活用されており、また、多くの企業の採用要件として活用されています。
CompTIA A+認定資格は、世界的に認知される品質規格に準拠しているとして、2011年12月31日に、国際標準化機構(ISO)および米国規格協会(ANSI)より認定を受けています。また、米国国防総省によって指令8140/8570.01-M要件を満たすことが承認されています。
■改訂CompTIA A+について
CompTIA A+は、3年ごとに認定資格試験の出題範囲を見直し、必要に応じて大幅な改訂を行っています。
CompTIA A+の取得に必要となる2つの試験には、下記のような背景から、ハイブリット環境における構築、サポート、運用するために必要となるテクノロジーへの理解とスキルが含まれています。
改訂CompTIA A+の詳細については、下記からご覧ください。
改訂CompTIA A+
改訂CompTIA A+関連の日本語教材は、2022年1月下旬より提供開始を予定しています。
【CompTIA(コンプティア)について(https://www.comptia.jp)】
1982年、様々なIT規格の標準化を提言するため、ITベンダーとパートナー企業がオープンな対話を行う場となるべくグローバルなIT業界団体としてシカゴで設立。1990年、IT業界の活動を反映するべく、名称をCompTIA( the Computing Technology Industry Association)に変更。欧米を中心とし10拠点に拡大し、2001年4月にCompTIA日本支局を設立。
2018年現在、CompTIA(コンプティア)は、ICT業界を中心に2,000社以上のメンバー企業、3,000社以上の学校機関、トレーニング関連の企業とのパートナーシップを締結し、数万人を超えるITプロフェッショナルのコミュニティを運営しています。IT業界団体として、ITハードウェア/ソフトウェア、サービスを提供する企業や、業界のキーとなるITプロフェッショナルなどの成功と成長に貢献できるよう、ITに携わる企業や個人の利益を高めるための「教育」、CompTIA(コンプティア)認定資格での「認定」、IT業界の声を反映しIT政策に反映するための「政策支援活動」、IT業界への「社会貢献」の4つを柱として活動を続けています。
【CompTIA認定資格について(https://www.comptia.jp/certif/comptia_certificaiton/)】
1993年に、Windowsのリリースを始めとするIT環境の変化に伴い、ITを管理する人材の必要性の高まりから、ビジネス環境において利用されているITハードウェア/ソフトウェアを理解し、より複雑なIT環境の管理、サポート、運用を行うスキルを評価するCompTIA A+の提供を開始。その後、IT環境の変化に伴い、ネットワーク管理者の必要性が高まりCompTIA Network+、セキュリティ人材のニーズに応じCompTIA Security+の提供と、その時代に即した人材を効率的に輩出できるように認定資格が開発されています。CompTIA認定資格は、業界のエキスパートにより開発され、実践力、応用力を評価するベンダーニュートラルの認定資格として、法人を中心にワールドワイドで200万人以上に取得されています(2018年4月現在)。CompTIA A+、Network+、Security+、CySA+、CASPは、認定資格の人材評価の有効性が認められ、IT認定資格としては数少ないISO 17024の認定を受け、信頼性の高い認定資格として評価されています。日本国内では、ワールドワイドのスキル基準での人材育成を行う企業を中心に、導入が進められています。
2019年7月現在、Network+など13分野におよぶ業務に関する認定プログラムを提供しています。
【本件に関するお問い合わせ先】
CompTIA日本支局 https://www.comptia.jp/ 担当:吉村 睦美
email:[email protected]