CompTIA認定資格試験に合格された方の声をご紹介!
2011年から2022年にかけてCompTIA PenTest+ほか、なんと11資格を取得されている、NTT東日本 東京西支店 ビジネスイノベーション部/樋口 設博 様より合格体験記を寄稿いただきました。
■ご自身が実践された勉強方法(教材/トレーニング/勉強時間など)を教えてください。
教材は主にCompTIA公式サイト掲載の類似問題、およびTAC出版のテキスト・問題集・Web模擬試験を活用しました。勉強時間は1日30分~2時間程度だったと思います。1資格当たりの受験対策期間は1~2か月程度をかけて、じっくり取り組みました。
CompTIA試験は選択式ですが、敢えて選択肢を隠して回答を記述出来るようにすることで知識の定着化を図ったり、正解以外の選択肢についても詳しく調べ、それが正解になる場合の問題文を自分で創作してみたりして、一つ一つの問題を徹底的に活用しました。
またCompTIAの問題文では略語が頻発しますが、略語は常に正式名称をおさえ、必要に応じて日本語訳も併記して、略語を見たら頭の中で具体的な内容をイメージ出来るように心がけました。
■合格後、CompTIA認定資格がご自身のキャリアにどのように役立ちましたか?
私はこれまで10年以上かけて、CompTIAの主要資格をほぼ全て取得しました。CompTIAは幅広い分野を網羅しているので、キャリアパスに従って一つ一つの資格を積み上げていくことで、無理なく自身のカバー領域を広め、得意分野を増やし、知識を深めていくことが出来ます。
またIPA(情報処理推進機構)資格群は初級と上級のレベルの差が大きすぎると感じるのですが、CompTIA資格群はちょうどその中間レベルをカバーしていて、しかも分野も多岐に分かれて充実しているため、IPA資格を補完する意味でもCompTIAはIT業界必須の資格だと思います。
私の場合、CompTIA資格で様々な分野を勉強した結果、普段のシステム営業活動中も、相手企業の情シス部長クラスの方とも、対等に話が出来るだけの、心のゆとりが持てるようになりました。
■CompTIA認定資格の魅力は何だと思いますか?
なんといってもCompTIAの魅力は「ワールドワイド」で「ベンダーニュートラル」な資格であることです。あのアメリカ国防総省から「情報保証の役割を担う人材に必須の資格」としてCompTIA資格が認定されている点は「ワールドワイド」の最たる例でしょう。このネタはお客様との商談中にちょっとした話題になることもあります。また「ベンダーニュートラル」な資格で偏りのない汎用性の高い知識が身に付く例としては、他のベンダー資格の勉強をしている時などに「CompTIAのあの資格で勉強した技術が、こんな風に利用されているのか!」と後から気づくことが多い点です。
余談ですがCompTIAがCBTである点も魅力的です。ペーパー試験ですと受験してから合格発表まで悶々とした日々を過ごさなければなりませんが、CompTIAは受験当日にその場で結果が分かるので、すぐに気持ちを切り替えて次の目標資格の勉強に取り組めます。私の場合、Server+以外は全て一発合格だったことから、特にCompTIAとは相性が良かったのかもしれませんが。
■次に目指すCompTIA認定資格やその他のベンダー資格があれば、教えてください。もしくは、今後の目標があれば教えてください。
次の目標としては、最難関の「CASP+」を取得したいと思っています。
また世界3大クラウドAWS・Azure・GCPの認定資格についても、CompTIAでこれまで勉強してきた技術の具体的な活用例を学べる点で、継続して目標にしていきたいです。
■読者の方に伝えたいこと
もともと私は10年ぐらいシステム営業をしていました。当時は最新技術や難しいサービスを提案する際にはSEなどに同行してもらい、「詳しい者を連れて来ました」と言うのが決まり文句でした。
ですがその後、自分が「提案支援担当」というミッションになり、「技術に詳しい者」として紹介されることが多くなりました。そうなると相手のお客様からも「この人は詳しい人」という見方をされるため、否応なしに勉強せざるを得ません。そのため「どうやったら効率的に自分のスキルUPを図れるだろうか?」と思い悩んだのですが、その時に出会ったのがCompTIAでした。弊社の「社外資格取得奨励制度」でCompTIAが推奨資格になっていたことも大きいです。
IT業界のあらゆる分野をカバーしたCompTIAの充実した資格群。これらを取得していくことで、きっと揺るぎない自信につながるだろうという確信がありました。
CompTIA試験は合格基準が高いため、生半可な詰込み勉強では太刀打ち出来ません。
ですから逆に、一つのCompTIA資格に合格することで、「この分野については十分に理解出来ている」という自信につながります。その積み重ねが、実際、大きな自信になりました。
その意味では「CompTIAに育ててもらった」という母校のような感じもしますし、「CompTIAはIT業界で生きていく上で、常に持ち歩くべき強力な武器」という感じもしています。
CompTIAは基本レベルの資格群も充実しているので、これからの未来を担う学生さんや若い社会人の方々にも積極的に挑戦して欲しいと思います。またCompTIA自体についても、AIやIoTなどの最新分野に特化した資格群についても、更に充実・発展していって欲しいと願っています。
CompTIA日本支局では、皆さまからの合格体験記を募集しています!
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