CompTIA(コンプティア)は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。

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内部統制を支える人材になる「CompTIA CDIA+」

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■ CompTIA CDIA+とは?
■ CompTIA CDIA+を取り巻く事情
■ 内部統制とCDIA+
■ CompTIA CDIA+ 試験情報
■ 出題内容と出題範囲との関係
■ ドキュメント企業A社におけるCompTIA CDIA+ サマリーレポート
■ 《参考》社団法人日本画像情報マネジメント協会認定「上級文書情報管理士」の2007年度からの
   試験制度改変
■ 《参考》CDIA+ 教材関連情報
■ 《参考》CDIA+ トレーニング情報

 
CompTIA CDIA+とは?
文書及び画像情報のデジタル化に伴う、ネットワークソリューション及びマネジメントソリューションの導入機会の急激な増加により、それらの業務に耐えうる効率的な人材育成が急務となったため、業務遂行に必要な知識・スキルのガイドラインを作成する気運が高まりました。
CDIA+は文書画像管理ソリューションの提案、運用、クロージング能力を保持するドキュメントソリューションプロフェッショナルのための資格で、上記背景と、業界基準の提示を目的に作成されており、ネットワーク社会においてドキュメントイメージングソリューションに従事する方々が、グローバルにイニシアチブを獲得できるよう検討、作成されたものです。現在世界で約5,000名の認定者が存在し、貴重な情報管理の「舵取り役」の役割を果たしています。


CompTIA CDIA+を取り巻く事情
・ 米国では2001年9月11日の同時多発テロ事件、日本では地震などの天災といったリスク管理上での「情報管理」を任せられる人材の必要性
・ 個人情報保護法やe-文書法の施行による、デジタルとアナログを生かした「情報管理」を任せられる人材の必要性
・ エンロン、カネボウ、ライブドア事件といった粉飾決算から高まる、内部統制を「支える」人材の必要性

 

 

内部統制とCDIA+
◆ 業務プロセスやワークフローの可視化(=ドキュメント化) = 内部統制の導入に際して先ず行うべきこと
CDIA+は、ビジネス分析の方法論と必要なツールの明確化、現行のビジネスプロセスの検証、ワークフロールールの確定、企業ビジョンやミッション、目標、ビジネス特性の明確化など、方法論の理解や具体的なスキルの有無が問われます。ゆえに、「業務プロセスの可視化を進める人を作る」試験として役割を果たします。

◆ 内部統制においては、証憑類を始めとする各種ドキュメントを有効に管理利用することが必要。
CDIA+に問われる文書管理の方法論や要求するスキルが、内部統制導入に際するスキルと関連しています。

◆ 企業において、内部統制を支えて行く人材の裾野を広げる努力が不可避。
CDIA+は、現場からマネジメントまで様々な役回りをこなすための業務の流れや能力定義がされています。主にコンサルタントとして外部から参加するパートナー、もしくは内部統制を構築する社内の情報システム責任者などが持つべきスキルです。内部統制を構築する社内のCIO、情報システム担当におきましても部分的に必要な能力として活用が可能です。



CompTIA CDIA+ 試験情報

試験形式 :CBT(アールプロメトリック、ピアソンVUE)
出題形式 :選択方式
試験時間 :90分
問題数   :85問
合格ライン :100〜900のうち、700スコア以上
出題範囲(出題割合):

試験分野
出題比率
第1章 ビジネス要件の収集
25%
第2章 ビジネスプロセス分析
22%
第3章 ソリューション提案
16%
第4章 ソリューション設計
24%
第5章 実行計画
13%

※詳細内容はこちらからご確認ください。

出題範囲は、ドキュメントイメージング、マネジメントソリューションを提案からクロージングするまでの「行動指針」を表しています。参照するだけでも何をすべきなのかが確認ができます。
 
出題内容と出題範囲との関係
出題される問題は実務能力を評価するために、出題範囲で定義されたプロセス内で遭遇するであろう様々な環境の対応に必要な知識やケーススタディで多くが構成されます。
【出題範囲番号1.4 
「ユーザがシステムにアクセスする場所(ロケーション)、接続形態を決定する。」に対応する問題】
Question 1 
ある都市では、市議会の議事録と次回の議題項目を閲覧できるようにすることに決めました。できるだけ多くの人が閲覧できるようにするベストソリューションはどれですか?

A. FTPサイトの使用
B. ウェブベースのインターネットアクセス
C. 分配用CD-ROMの発行
D. 図書館を含むあらゆる場所で利用が可能な、公共のニューススタンド
【出題範囲番号3.2
「提案されたソリューションによって影響を受けるすべての関係者(例、エンドユーザー、IT 、CIO、管理者、ヘルプデスク、サポート担当者)と、要件を精査し、正当性を確認する。」に対応する問題】
Question 2
ある企業のドキュメントイメージング要件を分析していたカウンセラーは、新しいシステムへの変更に関してユーザが多くの懸念を持っていることに気付きました。このような懸念に取り組むうえで、ベストと思われる方法は次のうちどれですか?

A. この問題に対応するよう、プロジェクトリーダーまたは企業の経営管理者に依頼する
B. 新しいシステムに変更するのは、経営管理者の決定であることを強調する
C. エンドユーザーの懸念を考慮し、それが教育やソリューションの変更により満たされるかどうか判断する
D. 経営管理者/プロジェクトリーダーから、新しいシステムへの提案の同意が得られるのであれば変更を実施する

 
《参考》社団法人日本画像情報マネジメント協会認定「上級文書情報管理士」の、2007年度からの試験制度改変
IT関連を含む高度な文書情報管理の知識習得と人材の育成をねらいとする。
 ■ 資格条件:以下の2つの検定試験合格
     @「CDIA+(ITドキュメントマネジメント)」検定試験
     A「上級(国内に特有の法規制、規格等に関する知識)」検定試験
 ■ 上級試験の受験資格:「1級文書情報管理士」取得後1年から、上級試験受験前に「CDIA+」取得へ
 ■ 実施時期:2007年8月検定試験より適用
 
《参考》CDIA+ 教材関連情報
教材については、こちらからご確認ください。
 
《参考》CDIA+ トレーニング情報
トレーニングについては、こちらからご確認ください。
 


 

 



 
 
 

 

 

 
 

 
 
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