CompTIA（コンプティア）は、IT業界団体としてワールドワイドでCompTIA認定資格などを通し、健全な人材の育成に貢献しています。

2006年9月1日（金）CompTIA日本支局/株式会社グロービス共催による「顧客視点研究会1：顧客視点育成における、人と組織の関係」の第4回が開催されました。

サービス、サポート＆ソリューション企業における「顧客視点」の事業目的を達成するため、組織と個人の総合力を高めていく顧客視点研究会です。（顧客視点研究会の詳細については、こちらからご覧ください。）

第4回のテーマは、第3回のテーマでもあった「心」「技」「体」を再度テーマとし、各社の取り組みにあわせて整理をし、今度どのように推進していくかといったチームディスカッションを行っていただきました。
（第3回のセミナーレポートについては、こちらからご覧ください。）

ご参加いただきました皆様ありがとうございました。

セミナー内容やセミナー内でご紹介された内容につきまして、ご質問やより詳細な内容を御希望の場合は下記までご連絡をください。　
　　　　　　　CompTIA日本支局（担当：吉村）　TEL:03-5226-5345/e-mail:[email protected]　

研究会当日は、第3回のテーマより引き続き、 顧客視点への人材育成の取り組みを、グロービスが考える経営の3要素「心」「技」「体」に分けてチームディスカッションしていただきました。

企業の理念や顧客視点という考え方を推進していくためには、「伝える」コンテンツ（「心」）も重要となりますが、それらを「伝えていく」ための方法も重要となってきます。

また、誰が誰に伝えるのかといったことも重要なテーマとなります。当日は、これらの要素を改めて整理し、他社での取り組みを元に、各社での最適な方法を考えていただく場となりました。

また、グロービス様の豊富なコンサルティング経験の中からいくつか事例を交えてご紹介をいただきました。自社に顧客視点や企業理念を推進していくというのは、すぐにできることではありません。しかしながら、取り組みをされている企業は、様々な試行錯誤を繰り返し、自社にあった方針のもと、確実に企業理念を社員全員が理解し、顧客満足度の高いサービスを提供されていることがわかりました。

今回の第4回を持ちまして、顧客視点研究会1は終了となりました。
下記は、ご参加いただきました皆様からの感想を一部抜粋させていただきました。

特に後半に紹介された「心」「技」「体」の三要素についてが 印象に残りました。
これまでさまざまなスキル研修等の「技」とともに，組織のミッション・価値観といった「心」についての重要性については 認識していました。しかし，それを行動に移してやり抜くための仕組みである「体」という考え方については，今回の研究会で初めて知りました。今後弊社の人財育成の取組みの中で，この「体」の考え方を活用していきたいと思います。

毎月楽しみに参加させていただきました。
教育、研修という同様の立場で仕事をされている方々と接するよい機会をつくっていただき感謝しております。

ご参加いただきました皆様、またご協力をいただきましたグロービス様には改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

CompTIAより
毎月最初の金曜日に顧客視点研究会をやろうと決めたときには、お忙しい皆様にお集まりいただけるか、若干の不安はありましたが、毎回ご参加いただいた方も多く、大変うれしく思いました。同時に、ご参加いただいている皆様の問題意識の高さを感じることができました。

参加されている皆様からは、今までのCompTIAとは違う取り組みだねといったお話をよくいただきました。
一般には、認定資格を提供している団体という印象が強いかもしれませんが、CompTIAは、一資格団体としてではなく、業界団体として様々な活動を行っており、今後も皆様にいろいろな活動をご提供できればと考えています。
機会がありましたら、ぜひ皆様もご参加いただければと幸いです。

最後になりますが、改めて、ご参加いただきました皆様、ご協力をいただきましたグロービス様にはこの場をお借りして、お礼を申し上げます。ありがとうございました。
皆様のこれからの益々のご活躍をお祈りしております。