改訂CompTIA A+(220-1001/220-1002)の英語試験は、2019年1月15日より配信開始となりました。これに伴い、現行CompTIA A+(220-901/220-902)の英語試験は、2019年7月31日に配信が終了となります。
改訂CompTIA A+の日本語試験は、開発が進められていますが、スケジュールは未定です。詳細のスケジュールが決定し次第、CompTIA日本支局Webサイト、メールニュースにてご案内いたします。
また、現行CompTIA A+(220-901/220-902)の日本語試験は、2019年10月1日に配信終了予定です。受験を希望される方は、お早目の受験準備、受験予約をお勧めします。
ITキャリアの第一歩は、CompTIA A+で始まります。
CompTIA A+は、IT運用のスキルを強化する認定資格です。CompTIA A+を取得することで、ユーザーが使用しているデバイスに関係なく、セキュアに必要なデータにアクセスできる環境を提供/維持するスキルを修得できます。
CompTIA A+は、世界中のITプロフェッショナルのキャリアをより一層強固なスキルでサポートします。
ワールドワイドで100万人以上に取得されているCompTIA A+は、ITキャリアを確立する上で最も重要なIT認定資格の一つです。 新たにIT業界での仕事に就く際も、CompTIA A+の取得により、さらに高いキャリアを目指すことが可能となります。また、既にIT業界で活躍されている方でも、CompTIA A+により、自身のスキルを再検証することにより、より一層高いキャリアを獲得することを可能とします。
CompTIA A+は、様々なスキルを網羅しているベンダーニュートラルな認定資格
CompTIA A+認定者は、既存のデバイスやOS、そしてモバイルに至るまで、現在の広域で多様なIT環境で必要とされるテクノロジーをマスターしています。認定資格者の多くは、より効率的に困難な技術的問題を自信を持って取り扱うことができます。
CompTIA A+は、基本的なスキルを評価
CompTIA A+は、ITキャリアの着実なステップアップのために、さまざまなデバイスでのトラブルシューティング、ネットワーク、セキュリティ等のベストプラクティスを横断的に習得します。また、CompTIA A+では、プロフェッショナルとしての振る舞い、コミュニケーション等についても問われます。
CompTIA A+は、企業に信頼された認定資格
世界中の企業や政府機関では、モバイルとクラウド環境の活用を推進しています。多様なデバイスの実行環境と、ビジネスの活用を遂行できるCompTIA A+の認定者は、世界中の企業や政府機関で信頼を集めています。
CompTIA A+は、世界標準の認定と認証を持つ認定資格
CompTIA A+は、ISO/ANSI認定を取得しています。CompTIA A+の出題範囲と認定資格試験の厳格な開発プロセスは、品質を保証する国際規格にそっており、高い信頼性を維持しています。
CompTIA A+は、IT業界の IT業界による IT業界のための認定資格
CompTIA A+は、IT業界のSME(サブジェクトマターエキスパート)と呼ばれるITプロフェッショナルにより開発され、メンテナンスされています。認定資格試験の出題範囲は、SMEにより開催されるワークショップによりベースが策定され、IT業界全体に実施されるワールドワイドの調査とフィードバックにより内容が決定されます。
CompTIA A+は、3年ごとに認定資格試験の出題範囲を見直し、必要に応じて大幅な改訂を行っています。
改訂CompTIA A+ Coreシリーズ(220-1001/220-1002)では、ITプロフェッショナルの役割が広がるにつれ必須とされる以下の項目がより強化されています。
・基本的なセキュリティに関連する出題範囲の拡充
・物理セキュリティと論理セキュリティの概念と対策
・災害対策と復旧の基本概念
・スクリプト作成の基本を含む運用手順におけるコンピテンシー定義
・よりセキュアで信頼性の高いネットワーク接続とデバイス接続
CompTIA A+で修得できるスキル | |||
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ハードウェア | ![]() |
Windowsオペレーティングシステム |
ハードウェアコンポーネントとデバイスの識別、利用、接続 | コマンドラインとクライアントサポートを含むWindows OSのインストールとサポート | ||
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ソフトウェアトラブルシューティング | ![]() |
ネットワーク |
アプリケーションセキュリティサポートを含むPCとモバイルデバイスのトラブルシューティング | TCP/IP、WiFi、小規模ネットワークなどネットワークの継続的な接続 | ||
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ハードウェア/ネットワーク トラブルシューティング | ![]() |
セキュリティ |
デバイスとネットワークのトラブルシューティング | デバイスとネットワーク接続に関連するセキュリティ脆弱性の特定と改善 | ||
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モバイルデバイス | ![]() |
その他OSとテクノロジー |
PCやモバイルデバイスのインストールと設定 | Mac OS、Linux、モバイルOSの理解 | ||
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運用手順 | ||
セキュリティのベストプラクティス、環境への影響、コミュニケーション、プロフェッショナルとしての立ち居振る舞いを考慮する |
出題範囲(試験名称をクリックすると「出題範囲(PDFファイル)」がダウンロードできます。) | |
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日本語 | CompTIA A+ 220-1001 CompTIA A+ 220-1002 ※CompTIA A+取得のためには、上記2つの試験に合格することが必要です。 |
英語 | CompTIA A+ 220-1001 CompTIA A+ 220-1002 |
CompTIA A+を取得するためには、CompTIA A+ 220-1001試験/220-1002試験の2つの試験を合格する必要があります。CompTIA A+ 220-1001試験/220-1002試験は、少なくとも12ヶ月の実務経験、もしくは現場で必要とされるスキルと知識を評価するための試験です。
CompTIA A+(試験番号:220-1001) | |
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1.0 モバイルデバイス | 14% |
2.0 ネットワーキング | 20% |
3.0 ハードウェア | 27% |
4.0 仮想化とクラウドコンピューティング | 12% |
5.0 ハードウェアとネットワークのトラブルシューティング | 27% |
CompTIA A+(試験番号:220-1002) | |
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1.0 オペレーティングシステム | 27% |
2.0 セキュリティ | 24% |
3.0 ソフトウェアのトラブルシューティング | 26% |
4.0 運用手順 | 23% |
試験情報 | |
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日本語配信 | 予定 |
試験科目 | 2科目(220-1001と220-1002の2試験合格で認定) |
試験番号 | 220-1001/220-1002 |
制限時間 | 90分 |
問題数/出題形式 | 最大で90問 単一/複数選択、パフォーマンスベーステスト ※本試験には、パフォーマンスベーステスト(シミュレーション)が出題されます。 パフォーマンスベーステストの詳細については、こちらをご覧ください。 |
合格ライン | 220-1001: 100~900のスコア形式 675スコア以上 220-1002: 100~900のスコア形式 700スコア以上 |
受験料 | CompTIA認定資格試験価格をご確認ください。 |
CompTIA A+は、資格取得から3年間の有効期限が設定されいます。(2019年1月現在)
以下のいずれかの方法で、有効期限内の認定資格の更新が可能です。
CEUの申請とCEプログラム費用が免除されるもの
・CompTIA A+改訂試験の合格
・CompTIA A+の上位資格にあたるCompTIA認定資格の取得
更新に必要な「20」CEUの申請/承認とCEプログラム費用が発生するもの
・CompTIA以外の承認されたIT認定資格の取得
・その他、CEUに対象となるアクティビティの実施
認定資格更新の詳細については、「CompTIA認定資格リニューアル/更新方法」をご確認ください。
CompTIA認定資格は、試験作成委員会が中心となり、ニーズ調査・職務分析・リサーチを経て、SMEと呼ばれる現場関係者により開発が進められます。
CompTIA A+は、以下のIT業界からのSMEのサポートにより開発されました。
■米国SME(米国本部/一部抜粋)
Avon - Morton Grove | Cisco Systems |
City of Los Angeles | Dell EMC Brazil |
Department of Defense | Department of the Navy |
East Carolina University | HP |
US Air Force | US Army |
USBank | Unisys |
University of Redlands | 他 |
■日本語試験SME(50音順/社名は参加時の社名を記載)
日本語試験は、以下のIT業界からのSMEのサポートにより開発されました。
時田 剛 氏 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 |
堀江 和昭 氏 株式会社OAG |
伊藤 仁美 氏 株式会社クエスト |
永井 勝 氏 株式会社クレオ |
神崎 賢太郎 氏 富士ゼロックス東京株式会社 |
長谷川 長一 氏 株式会社ラック |
塚本 牧生 氏 ロボット投信株式会社 |