あらゆる業界の組織が成長するにつれて、データを扱うプロフェッショナルの役割は、日常業務において重要な役割を果たします。
CompTIA DataSys+は、データ管理のセキュリティのロジスティクスに重点を置いた、ベンダーニュートラルかつ、基礎レベルのデータ管理認定資格です。セキュリティとビジネス継続性のためのベストプラクティスを実践しながら、データベース環境でスクリプトとプログラミングの基本を採用するなど、データベースシステムを展開・管理・メンテナンスする上で必要な知識を網羅します。
CompTIA DataSys+日本語試験は、2023年12月より配信が開始されました。本ブログでは、日本におけるデータの市場やトレンドにあわせ、この認定資格の魅力についてCompTIA SMEがご紹介します。
● データの市場全般について、なぜ重要?(52秒~)
組織の活動は、データが中心となるケースが増えています。例えばサービスやアプリケーションを開発した後には、データを集計・処理・分析することで、その後の方向性が判断されます。これは、どの業界でも必須となりますので、データを扱う職種はこれからも増加すると言えます。データの重要性については、事業を行う上でデータ活用は前提ですので言うまでもありません。それに伴い、今世界中でプライバシー/データ保護が進んでおり、厳格な管理が要求されます。組織はデータガバナンスの概念を、法律や規制、地域の特性に基づき管理することが要求されます。日本においても、データガバナンスを扱う際、GDPRについて、お客様データを適切に管理することは義務となりますし、今後さらに成長段階に入っていくと捉えています。
● データのキャリアパスについて、求められるスキルとは(3分38秒~)
データが扱えることでさまざまな仕事に就くことができます。データハンドリングの基礎習得に始まり、データエンジニアとしての基盤開発、またサービス開発やセキュリティ、事業継続といったキャリアを広げることができるでしょう。また機械学習やAIの発展により、データサイエンティストといったキャリア展開も期待できるでしょう。求められるスキルに関しては、例えばデータ収集もAPIを介してすることがありますので、従来の知識に加えて新しいテクノロジーを学ばなければなりません。日本と海外の表記の違いなども、正しく理解することでデータの完全性が確保されます。
● CompTIA DataSys+を取得すべきメリット(5分34秒~)
データに着目したスキルを1から学ぶのは簡単ではありません。CompTIA DataSys+では、グローバルで要求される知識が体系的に網羅されていますので、データキャリアを目指す方は、資格を通して知識修得することが良いスタートポイントとなります。最近はGDPR対応、特にデータリネージといった要件が見られます。データ収集から処理そして分析まで、細かく追跡可能にしなければなりません。そこには、セキュリティやコンプライアンスといった要素が密接に関係してきます。
データをトリガーにして、色々な業界にチャレンジすることや、ITでの活躍の幅を広げることが可能です。データの活用は世界中で必要とされているため、求人は増加傾向にあります。今後データを扱うことができるプロフェッショナルが増えていくことに期待しています。
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